


早く来て、帰る時にはナスの牛でゆっくり帰るとされています。少しでも長く、
先祖の霊といたい、という子孫の願いがこめられているわけですね」(柴田さん)
意外と知らない
お盆の作法あれこれ
2011.8.9
r25
お盆の行事といえば、お墓参り。ほかにも「迎え火」「送り火」なんて単語を聞いたことはあるが、詳しい内容はよくわからない。お盆の作法って、一体どんなものがあるの? 「お仏壇のはせがわ」の柴田敦さんと生見司織さんにお話を伺った。
「お盆の作法は地方によっても異なりますが、おおまかに『お墓参り』『迎え火』『先祖の霊のもてなし』『送り火』の4つの要素から成り立っています」(生見さん)

なんとなく行く人も多いかもしれないが、実は先祖の霊を墓地まで迎えに行く、という意味がある。そのため、お盆の初日、8月13日の朝に行くのが望ましい。
「お墓参りの際は、墓石や墓地の地面を掃除して、お線香や花、先祖が好きだったものなどをお供えします。ただ、墓石にお酒をかける行為は、変色の原因となるのでオススメしません」(生見さん)

先祖の霊を現世に迎え入れる際の目印として、「おがら」と呼ばれる麻の茎を、素焼の皿の上で燃やす行事だ。
「『おがら』は、仏具店やスーパー、花屋などで購入可能です。また、家の前で迎え火をたく人をよく見ますが、本来は墓前で行うもの。火種も墓前の線香から取るのが望ましいですね」(生見さん)

「ナスやキュウリを牛馬に見立てた『精霊馬』、精進料理、旬の野菜や果物など、様々なものを供えます。意外と知られていないものが『水の子』。ナスとキュウリをさいの目に刻み、蓮の葉に盛りつけたお供えもので、先祖の煩悩を払い、徳を高めるとされます」(生見さん)
こうして、お盆最終日の8月15日(地域によっては16日)まで滞在した先祖の霊は、「送り火」によって霊界へ帰る。家庭では迎え火と同じく「おがら」を燃やすが、京都の大文字焼きや九州の精霊流しなどのように、大きなイベントとなっている地域も多い。
意外と複雑なお盆の行事。それもこれも先祖を敬う気持ちがあるからこそだ。
「お盆の風習は、仏教、儒教、神道の様々な思想が混じり合った、日本独自のもの。また、目に見えない霊や仏の存在を通じて、子どもたちにもてなしや思いやりの心を教える情操教育の場でもありました」(柴田さん)
日本人の心に深く根ざしたお盆の風習。故郷に帰った時は迎え火、送り火をたいて、その心に思いをはせてみてはいかがだろう。

むぎ焼酎二階堂」や「ワンカップ大関」など企業とのコラボ製品もある
ローソクのお供え物で
ご先祖様もびっくり!?
2011.8.11
r25
今週末はお盆。ご先祖様のお墓参りに出かける人も多いでしょう。一昔前は、お盆のお墓参りといえば家族・親戚の一大イベントでした。しかし、社会通念や住宅環境の変化、核家族化などによって、古くからの習慣が廃れ、故人をしのぶ気持ちさえあれば、作法や風習を重要視しないという人も増えています。
そんな新しい供養の形を感じさせるグッズが「故人の好物シリーズ」。いろいろなジャンルの品をローソクで作っており、そのなかから故人が生前愛した品を選び、仏壇や墓前に火をともします。
品ぞろえも豊富で、お寿司にラーメン、カレーライス、甘党ならばあんみつやおはぎ、大福など、酒飲みならば、ビールやシャンパン、ワンカップの日本酒などが準備してあります。ほかにも、フルーツやコーヒー、ワンちゃん用のビスケットなどまであるから驚きです。
このローソク、見た目の面白さだけで販売したわけではありません。生もののお供えはカラスや野良猫などに荒らされてしまうので、お参り後は持ち帰るのが最近のマナーなのだとか。このローソクは、お墓参りの手間を一つ減らしてくれるのです。
お供えの準備などの手間が面倒でお墓から足が遠のくのは本末転倒。手軽なグッズを使うことで、御霊を供養する機会が増えるのなら、ご先祖様も草葉の陰で喜んでいるんじゃないでしょうか。

「墓参りって何のためにするの?」
ネット住民が激論
2011.8.12
r25
今週末はお盆休み。「お盆のお墓参り」が先祖を思う気持ちから毎年恒例になっている人も多いだろう。 そんななか、先日2ちゃんねるに「『墓参り』って誰が得するイベントなんだよ」というスレッドが登場し、「そもそも墓参りは何のために行うのだろうか?」について2ちゃん住民が熱い激論を戦わせている。
このスレッドは、2ちゃんねるの雑談掲示板「ニュース速報」板に登場したもの。普段は斜に構えた意見が多い「ニュース速報」板だが、この話題に関しては概してマジメモード。
■「正直墓参りなんて無駄の極みだと思ってる」
■「お盆にお経読むのって馬鹿らしいよね。10分読んで何万もとか」
■「墓参りのために消費する時間と金と手間暇は損だ家に故人の写真でも置いて死んだ人のことを思い出すだけでいいだろ」
と、はっきり「無駄だ」という意見も現れたが、
■「墓参りするとご先祖様に駄目人間ですみませんって反省する自分がいる」
■「自分が墓に入る年齢に近づかないとわからないだろうな」
と、墓参りという行為に何らかの意味を見いだす人は多く、なかには
■「墓参り自体が目的なんじゃない。往復の道中で、普段会話がない家族や親戚と話をするのが大事」
というイベントとして重要という指摘も登場した。

「一般的な回答としては、ご先祖様に結婚や出産などの家族の出来事を報告するためとか、亡くなった方のご冥福を祈るためであるとか言われています。(中略)それ以上に大切なことがあると考えています。それは、お墓参りをすることによって、冷静に自分自身を見つめなおすことができるということです」(お墓参り代行サービス)
と説明しており、結局のところどう感じるかはその人の心もち次第といったところ。なお気象庁は、今週末のお盆は全国的にお天気になると予想している。

最新のトリビア記事

非公認司教任命式巡り
2010.11.21
yomiuri
バチカン(ローマ法王庁)は18日、中国当局がカトリック聖職者に対し、バチカンが認めない中国政府公認教会による司教任命式への出席を「強制」しているとして、中国を非難する異例の声明を発表した。英BBCによると、任命式は20日、厳戒態勢で行われ、司教8人が出席を強いられた模様。
バチカン報道官名の声明は、中国当局が「多数の司教」に対し、「河北省承徳で20日ごろに行われる無許可の司教任命式への出席を強制している」とし、「信教の自由に対する重大な侵害」と非難した。カトリック系通信社「UCAニュース」(香港)などによると、中国政府公認の「中国天主教(カトリック)愛国会」幹部で、全国人民代表大会の代表を務める郭金才神父が20日、司教に任命された。
中国のカトリック教会は、1951年の対バチカン断交を経て、中国公認だがバチカン非公認の「愛国会」と、中国で非合法だがバチカンに忠誠を誓う「地下教会」に分裂。推定信者数は現在、それぞれ約500万人、約700万人と伯仲している。

最新のトリビア記事

=イスラエルの宗教指導者発言!!
2008.6.25
(afpbb)
【6月10日 AFP】イスラエルのラビ(ユダヤ教指導者)が、キリンの肉と乳はユダヤ教の食事規定に即している食品(コーシェル)と宣言した。日刊紙イディオト・アハロノト(Yediot haronot)が6日、報じた。だが厳格なユダヤ教徒が「珍味」を食べる可能性は低そうだ。
このラビは「キリンは、宗教的に清浄な動物であることを示すあらゆる証しを備えており、その乳が凝乳を形成することもこの見解を補強する」と述べた。
バーイラン大学(Bar Ilan University)の研究者らがテルアビブ(Tel Aviv)近くのサファリパークのキリンを処理中に乳のサンプルを採取。研究者らはユダヤ教の教義通り、乳が凝乳を形成することを確認した。これは別の研究機関でも確認されたという。
研究者らがこれらを確認した際に立ち会っていたこのラビは「キリンはコーシェルだ」と述べた。また、キリンはひずめが分かれており、反すうすることからも適しているという。
一方、イディオト・アハロノトによると、サファリパークの主任獣医はラビの宣言にそれほど当惑しておらず、「だからといって明日からキリンの乳や肉のスープを飲むということにはならない。キリンは絶滅の危機にある動物だ」と語った。

TOP
最新のトリビア記事を読む
『ダ・ヴィンチ・コード』に反論するサイト立ち上げる!!
2006.3.12
(excite)


[ワシントン 10日 ロイター] 米カトリック司教会議が、ベストセラー小説『ダ・ヴィンチ・コード』の内容の真偽について議論を交わすウェブサイトを立ち上げた。
ウェブサイト(http://www.jesusdecoded.com/)では、新約聖書にはキリストが結婚して子供もいた、ということを示唆する内容は一切書かれていないとした上で、同小説の核心となる部分を完全に否定している。
ダン・ブラウン著『ダ・ヴィンチ・コード』では、キリストはマグダラのマリアと結婚し、夫婦の間には子供がいたとされている。その血統は今でも続いており、フランスに拠点を置く秘密結社がその秘密を受け継いでいると書かれている。
カトリック司教会議はウェブサイトについて声明で、「イエス・キリスト、およびキリスト教の起源について本物のカトリックの教えを提示し、現代メディアによる誤った情報を正すものだ」と述べている。
また、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品『最後の晩餐』でイエスの横に描かれているのはマグダラのマリアだと書かれているが、同会議はこれも否定している。
「学者の研究によってうまれた歪んだ仮説の一部です。しかしながら他に関しても不正確か誤った仮説です」
『最後の晩餐』についてダン・ブラウンが書いた内容については、美術史家がサイト上で意見を述べている。
「ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』は、キリスト教信仰をゴミ箱に捨て去るだけでなく、ルネッサンスアートにおける“誤認の美術館”のようなものだ」
ダン・ブラウン氏が本の執筆時に参考として歴史研究家から借り出した資料について、無許可で使用したとされロンドンで裁判が行われている。『ダ・ヴィンチ・コード』の文庫判は今月出版される予定となっている。

★イエスの奇跡の水上歩行、実は氷の上に乗っていた!!(゚゚;)
★新説!!「ユダの裏切り」はキリストの指示だった (゚ロ゚;)エェッ!!

TOP
最新のトリビア記事を読む
26 3/31
祈りも快適な着心地で
2006.3.22
(CNN)


ローマ――イタリアのジーンズ・メーカーが、イスラム教徒が祈りを捧げる時に苦しくないよう配慮したジーンズを試作した。ジーンズはフランスの小売大手カルフールで特別価格で販売されたという。AP通信が21日伝えた。
イタリア北東ウディネのアルクッズ社は、イスラム教徒の要望に応えるため、1年間の調査と試行錯誤を経てジーンズをデザインした。イスラム教徒は祈りの際に繰り返し身をかがめなければならないため、同社はジーンズをゆったりと作ったうえ、外した装飾品を入れるためのポケットをつけ、イスラム教で神聖な色とされる緑色の糸で縫製した。同社の社名は、エルサレムのアラビア語名を意味する。
同社関係者は、このような試みは少なくともイタリアでは前例がないとしており、国内に在住する約110万人のイスラム教徒に受け入れられた場合、推定1800万人とされる欧州全域のイスラム教徒への売り込みが可能になると見ている。
カルフールのイタリア国内店舗は、同社の初期生産分9500本のうち50本前後を、特別18.90ユーロ(約2700円)で販売した。購入者がイスラム教徒かは確認されていない。カルフールはジーンズの価格と品質を高く評価しているものの、販売の対象をイスラム教徒に限定する考えはない。また、追加注文の可能性について語ることは時期尚早としている。
ジーンズは現在、パキスタンのカラチ近郊で縫製されており、生産には1万5000人の従業員が携わっている。アルクッズ社の関係者は、「これがイスラム教徒仕様のジーンズ第1号なら、イスラム教徒の手で生産されるべきだ。わたしはこの点を尊重したかった」と語っている。

↓
こちらをクリック!!

TOP
最新のトリビア記事を読む
26