謎の2万7千の失踪
2004年 09月 07日
2004年6月上旬、チェース湖国立野生動物保護区で2万7千の失踪があり、今だに行方不明です。(wired news)
何が?誰が失踪?
失踪したのは2万7千羽ものシロペリカンなのです。
チェース湖周辺地域を含むアローウッド保護区群の責任者、キム・ハンソン氏によると、ペリカンが消えているのがわかったのは2週間ほど前のことだという。ハンソン氏は6月9日、「ペリカンは殺されたのではないと思う。巣を放棄しただけだと考えている」と話している。
また、ノースダコタ州ビズマークにある魚類野生生物局の事務所員は「ペリカンは忽然と消えてしまい、その跡には数多くの卵が残されているが、それらがふ化する見込みはまずないという。」と悲観的な見解だ。
シロペリカンはどこへいってしまったのだろう?
ハンソン氏は「保護区に残っているペリカンが普段よりも用心深くなっているように見えることから、人間あるいは動物による、何らかの混乱が起きた可能性が疑われる」と説明している。
その他の可能性としてペリカンの死体1体から、ボツリヌス菌の陽性反応が検出されたほか、チェース湖から24キロメートルほど離れた場所でも、ボツリヌス症の症状を示すペリカンが1羽見つかっており、ボツリヌス症の可能性も疑われるが、、死んだペリカンの数はまだ少なく、現時点では、ペリカンが消えた主な原因がボツリヌス症にあると断定することはできないという。
そして、ある研究者は「これは単に自然現象という可能性もある」と推察しているそうだ。
(*^・ェ・)ノ 不思議なこともあるよね。集団家出?