若年からの肥満で短命になる
2004年 08月 29日
『肥満は寿命を縮め、肥満の年齢が若ければ若いほど短命になる』と米・ジョンズホプキンス大学の研究者が2003年1月に発表した。(2003年1月8日JAMA掲載)
調査は過去30年の米国における白人男性の寿命に関する研究報告を調べ直したところ、若年で肥満だった人の寿命は、肥満でない普通の人よりも短いことが明らかになりました。
この報告によれば
20歳までに肥満だった人の平均寿命は、一般の人の平均寿命より、
13年も短かったそうです。こんなにまで歴然とした結果がみられたのです。(ここでいう肥満とは、BMIー30以上の人)
さらに他の報告でも
2004年1月の「米内科学雑誌」には3457人の成人を調べた結果、40歳までに肥満になった人は、寿命が明らかに短く、寿命短縮の程度は喫煙による短縮と、ほぼ同程度であったと発表されています。
BMIとは
肥満指数のことで、体重kg÷身長m÷身長mの値のことで、これが30以上が肥満と定義されています。
BMI値による肥満判定
18.5未満の場合ー「やせ」
18.5以上25未満の場合ー「正常」
25以上30未満の場合ー「1度肥満」
30以上35未満の場合ー「2度肥満」
35以上40未満の場合ー「3度肥満」
40以上の場合はー「4度肥満」
(*^・ェ・)ノ さて、あなたのBMIは?そしてその判定は?