磁石の痛みの緩和はプラシーボ効果?
2004年 08月 27日
10年前に有名ゴルファーが磁石ブレスレットをつけていたことで、『磁石ブレスレット』が大ブームとなったこと覚えていますか?
その効能書きには「磁石ブレスを使用すると、人体に磁気が作用して、血液中に電子イオンが増えることで血液循環が良くなり、肩凝り、腰痛、目の疲れ、そして頭痛が緩和される」と書かれていました。
私も磁石ブレスを購入し、肩こりが良くなったとか、疲れが取れるとその効果を感じていた、その1人なのです・・・(ノ_・。)
アメリカ・オクラホマ大学の研究で『磁石には痛みの緩和効果なし』という研究結果が最新の「アメリカ苦痛管理ジャーナル」に発表されました。
この研究は49人の被験者に痛覚信号の抑制効果をみるために、磁石とにせの磁石を装着させ、体の一点を軽く触れるテストを行ない、痛覚神経より敏感な触覚神経に信号の抑制がみられるかどうかを調べたところ、磁石による信号の抑制効果は確認できなかったという結果がでました。
オクラホマ大学ののデビッド・ギャリソン博士はプラシーボ効果とであるとし「磁石をつけた腕輪状の健康器具では、腕輪の圧覚が脳に伝わり、結果として手首からの痛みの情報が制限されることも考えられるが、これは磁石の効果とはいえない」と答えています。
偽薬効果のことで、ある病気の患者に、これはあなたの病気を治す薬だと何の薬利作用も無いものを与え、その人の病気が治癒、または改善する事を言います。
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