モグラの生態とその噂
2004年 08月 23日
モグラの体長は120~180mm位、寿命は3~5年ほどです。餌はミミズ、ヒル、トカゲ、地中性昆虫などで、かなりの大食漢です。なんと自分の体重と同じくらいの量の餌を毎日食べていて、12時間以上絶食すると死んでしまうという報告があるのです。
長い鼻は嗅覚や触感に優れていますが、目は明暗を感じる程度でほとんど見えません。知力も本能のみ。興味深いのが、唾液には毒が含まれていて、捕らえたミミズに麻酔をかけ、生かしたまま巣穴にためておく習性があることです。
『陽にあたると死んでしまう』という噂話ですが・・・
実際にモグラを陽にあてる実験が行なわれました。その結果、直射日光に当てても、快晴の日で15分、曇りの日で1時間は平気でした。しかし、これよりも長く放置すると、泡をふき死んでしまったそうです。死因は直射日光当たったことでなく、それによって体温が上昇し過ぎてしまったからなのです。
『モグラは陽にあたると死ぬ』という噂元は、農家の人が畑を耕運機で耕している時に、モグラが掘り出され、すぐに死んでしまった事ですが、この死因は直射日光でなく、耕運機による致命傷の可能性が高いと専門家は考えています。
(*^・ェ・)ノ 害獣とされるモグラですが、害虫のコガネムシや根きり虫などの退治もしてくれているのですよ。
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