闘魚ー雄ベタはベタベタ子煩悩 (゚゚;)エエッ?
2004年 08月 17日

ベタの雄は発情すると、雌のため、空気と唾液でできた小さな泡でお椀型の浮き巣を用意をします、そして美しいヒレを広げて、雌を誘うのです。雌が近づくと、雄は雌の体を巻き付けて仰向けにひっくりかえし、腹から卵を絞り出します。
もしすぐに雌が産卵しないと、短気な雄は愛しい雌であろうと、ヒレを食いちぎり、殺してしまうこともあるのです。
卵が生み出されると、雄はすぐに放精し、その卵を浮き巣の中に、何度も繰り返し運びます。こうして産卵がすむと、父親になった雄のベタは雌を追い出し、巣の下に待機し、他の魚に卵を取られないように守りつつ、泡を足しては浮き巣の補強作業にあたります。
そして2、3日後、ふ化が始まり、まだ泳げない稚魚が浮き巣から落ちてくると、口でくわえて巣に戻すという作業を、稚魚がちゃんと泳げるようになるまで続けるのです。こんな子煩悩で優しい一面と、気性が荒く、ケンカ好きな一面もあるのですが、これも産卵場所の確保のためとのことです。
(*^・ェ・)ノ闘魚雄ベタの子煩悩な一面に驚かされますよね。

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