タコは墨で敵を煙に巻いているのではない?
2004年 08月 04日

以前はイカと同様に墨は目くらましの煙幕効果と考えられていましたが、実は違うのです。それは敵の嗅覚を麻痺かく乱させるためだったのです。タコの墨にはL-DOPAから生じたキノン類ポリマー、嗅覚の麻痺効果のある成分が含まれているのです。
つまり足を食われてしまったタコは、その傷口からうつぼの好きな餌を臭いが出てしまっているので、うつぼからの再度の攻撃を防御するために墨を吐き、相手に決定的なダメージを与えて逃げるのです。
海中で臭いがするというイメージはもちにくいのですが、海の中は臭いの世界でもあるのです。臭い信号で攻撃と防御が行なわれているのです、よく知られているのはサメが血の臭いを嗅ぎつけておそってくることですよね。
ドイツの海洋学者は臭い信号の実験をカマスの群れを使い行いました。
傷ついたカマスを群れに放すと、群れは大混乱を起こし逃げ惑うという行動をしめしました。そこで傷ついたカマスが何らかの臭い信号をだしたかもしれないと推測し、今度はカマスのエキスだけを群れに注ぐと、狂ったように逃げてしまったそうです。
どうやらカマスは嗅覚で危険を察知したとドイツの海洋学者は結論づけました。このように海の中は嗅覚の世界でもあるのです。
(*^・ェ・)ノ タコ墨は煙幕じゃなかったんですよ。
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