『ひじき』に癌の発症リスクの高かめる、無機ひ素が・・・
2004年 08月 03日


FASは先にカナダの食品調査会が行なった調査で、ひじきに無機ひ素が含まれていることが明かになり、同様調査を行いました。5種類(海苔・わかめ・ひじきなど)の海藻類について、31サンプルを採取、そのうち9サンプルはひじきで、全て日本製のものだったのです。結果、発癌性のある物質である無機ひ素が含まれていたのは『ひじき』だけだったのです。それも全て日本製のひじきであることが恐いですね。
日本の厚生労働省は「無機砒素の具体的な物質名など、詳細について現在調査中です。多量に摂取するのでなければ、問題ないのではないかと考えており、本日中にホームページなどで情報提供する」と話しているそうです。
そして、本日(7.30)厚生労働省HP発表ーひじきに関する情報の一部です
Q.2 ヒジキを食べることで、健康上のリスク(危険性)は高まりますか。
A.2 平成14年度の国民栄養調査によれば、日本人の一日あたりの海藻摂取量は、14.6gですが、海藻類のうちのヒジキの占める割合を試算したところ、6.1%であり、摂取量の割合もこれと大きな差はないと推定すれば、ヒジキの一日あたりの摂取量は約0.9gとなります。
一方、WHOが1988年に定めた無機ひ素のPTWI(暫定的耐容週間摂取量)は15μg/kg体重/週であり、体重50kgの人の場合、107μg/人/日に相当します。FSAが調査した乾燥品を水戻ししたヒジキ中の無機ひ素濃度は最大で22.7mg/kgでしたが、仮にこのヒジキを摂食するとしても、毎日4.7g以上を継続的に摂取しない限り、ヒ素のPTWIを超えることはありません。
海藻中に含まれるヒ素によるヒ素中毒の健康被害が起きたとの報告はありません。 また、ヒジキは食物繊維を豊富に含み、必須ミネラルも含んでいます。 以上から、ヒジキを極端に多く摂取するのではなく、バランスのよい食生活を心がければ健康上のリスクが高まることはないと思われます。
(*^・ェ・)ノ ひじきの食べ過ぎに気をつけてね!

クリックをよろしくお願いします!
厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/
FAS http://www.food.gov.uk/news/pressreleases/2004/jul/hijikipr
備考: ひじき 栄養食品 健康被害 発癌性物質 必須ミネラル 無機ひ素