働き蟻の真実!
2004年 07月 26日

「働き蟻」はイソップ物語でも、ソロモン王の箴言にも「蟻を見習って働け」と書かれているくらい、働き者の代名詞となっています。では実際、蟻は働きものなのでしょうか?蟻の行動調査によると、意外な事実がわかったのです。
一生懸命働いている働き蟻は、実は全体の20%にしか過ぎず、残りの80%は働いているようにみせて、同じところをぐるぐると回り続けたり、木陰で休んでいたりするとのことでした。
その上、20%の働きものの蟻だけの集団で働かせても、時間の経過に伴い、その中からまた、怠け者の蟻が出始めるのです。そしてまたもや、その80%が怠け者になってしまうという結果が出てます。
また、ほとんど蟻は毎日、餌を求めて出歩くわけでなく、直射日光の強い真夏の酷暑には、外出せず、天然ク-ラーが入っている涼しい巣穴で過ごしているそうです。春から夏にかけて忙しそうに活動するのは、幼虫がたくさんいて、多量の食物を必要とするためなのです。
働き蟻にも、働きものもいれば、怠けものもいる、そんなところや、一部がサボりだすと、そのうち、みんなもサボりだしてしまうところなど、人間の行動と似ていますよね。しかし世の中は色々なタイプの人間がいることで、うまく機能しているのだそうです。もしかすると蟻の世界でも同じことなのかもしれませんね。
(*^・ェ・)ノ 働き蟻の真実をどう思いましたか?

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