大ブレイク中のハーミーズクラブ(オカヤドカリ君)
2004年 07月 23日
日本のオカヤドカリは戦後、釣り餌などで乱獲され、極端に生息数が減ったために、昭和45年、天然記念物指定されました。その生息地は鹿児島より南、小笠原諸島、沖縄諸島です。天然記念物なので捕獲は禁止されてはいますが、今では時期と量を限定して、一部の選定業者による捕獲販売が許されています。
オカヤドカリ君の良いところはなんと言っても丈夫で飼いやすいところでしょう。ケースに砂をひき、あとは食べ物と飲み物を与えるだけです。食べ物と言っても雑食性なので人間の食べるものならなんでも食べるので、特別な餌は要りません。大好物なのが、なぜか『ポップコーン』で、食欲の落ちた時でも食べる位です。
驚かされるのは寿命が長いことですね、あんな小さな体で自然界では2,30年生きるのです。飼育においても上手に飼えば10年位は生きるそうです。
気をつけておくべきことは温度管理です。今は夏なので、そのままの状態で大丈夫ですが、気温が20度を下る頃からケースにヒーターを入れ、20度前後にしておく必要があります。10度を切ると死んでしまいますので。
あと、ヤドカリと言うくらいですから、宿替えができるように貝殻を数個入れておいてあげる方がいいかと思います。他には、木を入れてあげると喜んで登り、そこでお昼ねしたりします。
最後に大切な情報を付け加えておきます。
沖縄のりゅうか商事では飼えなくなったオカヤドカリを(他店で購入であっても)自然に帰す運動をしています。もし飼えなくなったら捨てたり、見放してしまわず、自然に帰してあげましょう。詳しくはhttp://www.ryuuka.com/
(*^・ェ・)ノ ブームが去っても大切に飼いましょう。命を慈しむ心を忘れずに!
クリックをよろしくお願いします!備考:オカヤドカリ ヤドカリ ハーミーズ ハーミーズクラブ ペット 天然記念物 沖縄 雑食性 自然 貝