ジンベイザメは幸運のシンボル？ （゜゜；）エエッ!!

鮫は漁師にとって天敵のはずなのですが、カツオ漁専門の漁師にとっては幸運のシンボルなのです。体長１８メートルもある、魚類最大のシンベイザメを見つけたらラッキーもラッキー、近くを航海中の漁船に船団集合をかけるほどなのです。

(゜゜；）エエッなんで？と思うでしょ。それはジンベイサメがいたら、必ずといっていいほどカツオの大群が泳いでいるからなんです。意外にもジンベイザメとかつおには、もちつもたれつの関係があるのです。

カツオは毎年２月頃、鹿児島沖を大群で黒潮に乗って北上しつつ、イワシの大群を見つけると追いかけ餌としているのです。カツオには興味深い習性があって、自分よりも大きいものを発見すると、そのあとを追いかけ始めるのです。

いっぽうジンベイザメは２月頃から九州付近に姿をあらわし、北上を開始します。ジンベイザメもイワシが大好物なので、そこで両者が出会うとおもしろい同盟が結ばれるのです。

かつおは大きなジンベイザメを追いかけたい、ジンベイザメはかつおが追い立てくれるイワシを横取りさせてもらいたいと。またジンベイザメはかつおを襲うマカジキが現れると、自分の餌づるを殺られてはならぬとばかりに、マカジキを追い立ててくれるのです。

両者は仲良く連れ添って日本海を北上するので、ジンベイザメを見つけられれば、豊漁は間違えなく、漁師にとっては幸運のシンボルとされるのです。

(*^・ェ・)ノ 意外なジンベイザメとカツオの同盟でしょ！

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