言葉の裏から読める本音と心理-2ー(若い人の慣用語)
2004年 07月 11日

「なんかわかんないけど、好きっていうか・・・」
「~ていうか」は婉曲表現です。断定して言うのを避けてるのは、自己防衛本能がそうさせるのです。ストレートに「好き」と言ってしまうと、相手に嫌われてしまうのではないかとの不安や、他人からあんな人が好きなんだとバカにされ、自分が傷つくことになるのを避けるために、あえて「好きっていうか・・・」と言っているのです。自分を守りたい、ナルシストタイプの可能性も高いですね。
(゜-^*)σ 『まじ!』『ほんと!』
「慶子と会ったんだよね」「えっ!まじ!」
「まじ」「ほんと」を連発して、大げさに驚いた反応をしている人は、本当のところ、それほど驚いてなんかいないのです。驚いたふりをしているだけのことが多いのです。大げさにリアクションを取ることで、話者の話に大きな関心をもっていることを示し、喜ばせようとしているのです。一種のサービス精神なんですよ。楽しい合いの手みたいなもので、「まじ」「ほんと」なんて連発して仲間同士の会話を盛り上げているのです。
(゜-^*)σ 『超~』
「超辛くない?」
『超』を連発する人はちょっとしたことで、一喜一憂する感情の起伏の激しいタイプの人が多く、これもまた仲間同士の会話を盛り上げるための言葉でなんです。『超~』『超~』と何度も言うことで、自分自身も高揚してくるし、仲間にも高揚感を与えることができる、これもある種のサービス精神用語かもしれません。
(゜-^*)σ 『かわいい』
若い女の子たちが何かにつけ使う言葉です。これはあらゆる意味での誉め言葉なんです。デビースカルノに「かわいい」、水戸黄門様を見て「かわいい」、エレガントな服を見て「かわいい」。とにかく誉める時、若い女の子は「かわいい」と言うのです。言葉の使い方が正しかろうが、間違っていようが気にしないのです。なので、若い女の子に貴方が「かわいい」と言われたとしても、それは貴方をバカして言っているわけではないので、誤解しない下さいね。
(*^・ェ・)ノ 「超、まじ、かわいいっていうか???」

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