MEXICO キリギリスとアリ「(゜ペ)ありゃ?
2004年 06月 26日
だから水はとまっても動揺しない、断水は1日の話でなく1週間近くとまったこともあった。1週間近く断水し、給水車が来なくても、メキシカンは動揺しない。
水が止まれば、飲料水、お風呂など生活に支障をきたす。特に水洗トイレはそこは地獄汚図だ。でも・・・動揺しない、つんどく生活で平気なのだ。
私は堪りかねず、坂下をかなり下ったところの村まで水をもらいに、両手にバケツを持ち、何往復もした。その様子を何棟ものマンションの窓から、珍しいものを見るような目で沢山の住人が私を眺めているのです。
階下で老夫人と会った。
彼女は私に「何をしているの?」と聞くのです。
私は「断水で水が必要だから、村までもらいに行っているのです』と言うと。
彼女は「あら、水はそのうちにでるわよ」と明るい笑顔で言われました。
キリギリス的なメキシカンからすると、いつか必ずでる水を必死で何往復もして取りに行ってる、アリ的な私が実に変わり者に思えたようです。土地も違えば、感覚も生活感も違い、変わり者の対象も違ってくるのです。
それ以来、私は業務用の超特大のプラチックのごみ箱を買い、貯水しておきました。
(*^ー^*)メキシコではキリギリスとアリのお話となり、逆転の勝利はキリギリスなのかもしれません。動揺しても始まらないのです。給水車の要請しても来ません。メキシコでは断水は日常茶飯事なので気にしないようです。そんなことで動揺していたら、人生つまんないし、ストレスで犬死だとみんなにたしなめられました。
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