MEXICO デザートはマッチョで!
2004年 06月 25日

でもメキシコでは違うのです。
初めてマルカド(市場)に行った時、果物屋さんに並ぶ果物の種類の多さに驚かされました。メキシコは広いので、温暖な地域、亜熱帯な地域、寒い地域もあり、四季を問わず、色々な種類の果物が市場に運ばれてくるのです。
その果物屋さんの前で立ち止まり果物を眺めていると
果物屋のおじさんが「キエレス マッチョス?」と声をかけてきた。・・・「筋肉ムキムキマンがほしい?」と聞いている。(/ ∇ \)なんて答えようかと悩んでいると。
今度はすごく大きなバナナを私の目の前に持ってきたので、
(*ノノ)八百屋のおじさんって、万国共通、どうしてHぽいからかいをするんだろうと、リアクションに困り果てていました。
そしたら、おじさんはその大きなバナナを指差して、「エスト エス マッチョ」と言ってきた。(これがマッチョです)と。マッチョは調理用のバナナを意味してたのです。
メキシコではバナナは『プラタノ』、調理用のバナナは『プラタノ マッチョ』と呼ぶのです。一般的には短縮形でいうので『マッチョ』なのです。スペイン語の教科書にはそこまで載っていませんので、とんだことで笑いを取ってしまいました。
上の写真、右が普通のバナナ=プラタノ 左の大きな緑のバナナが調理用のバナナ=プラタノ マッチョです。味は甘味が少なく、おいもに近い感じです。このバナナは油で揚げ、よく冷やしてから生クリームとお砂糖かけてデザートして頂くのです。結構美味しいですよ。
日本でも渋谷の西村フルーツ店などフルーツ専門店にあります。
帰国後、日本で初めてプラタノ マッチョを見かけたので買って食べようと店員さんに「マッチョを2本下さい」と言ったら、店の中が笑いに包まれたのです。
どうやら日本では調理用のバナナのことを『プラタノ』と呼び、普通のバナナはバナナなんです。変ではないですか?だってスペイン語で「プラタノ」はバナナなんですから。誤解されたままは辛いので説明しました。(>_< )
しかし、マッチョのことで2度も、笑いをとることになるとは・・・。
(#^_^#)メキシコに旅行予定の方、果物屋または八百屋でマッチョは調理用バナナことですので誤解のないように!

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