★世界初ーメス→オス、メダカの性転換に成功する<(゚ロ゚;)>
2007年 02月 26日
雄性を決定づける遺伝子DMYを導入し、雌から雄に
転換したメダカ(下)、体色は白いが背と尻のひれが
大きいのは雄の特徴
メス→オス、メダカの性転換に成功する!!
2007.2.20
(yomiuri)
自然科学研究機構・基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)と新潟大大学院の研究グループが、遺伝子を操作して人工的にメダカのメスをオスに性転換させ、その精子を使って子メダカを誕生させる実験に成功した。
世界初の成果で、米国科学アカデミー紀要電子版に20日掲載された。同研究所の長浜嘉孝教授と新潟大大学院の酒泉満教授らは、メダカの性決定遺伝子を2002年に発見している。
今回、オスの性決定遺伝子をメスになるはずの受精卵に入れたところ、孵化(ふか)した58匹のうち13匹に精巣ができた。うち8匹は受精可能な精巣で、受精させると、多くの子メダカが誕生した。
性決定遺伝子は、人間とマウスでも見つかっている。メダカの性決定遺伝子の構造や働きを詳しく調べることが、哺乳(ほにゅう)類の性決定の仕組みの研究にも役立つという。
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