★「13個の点」は不吉と苦情殺到、航空機のロゴ変更へ(゚゚;)
2007年 02月 24日


14個目の点を描く
航空機のロゴ変更へ
2007.02.22
(CNN)
ベルギー・ザベンテム──ベルギーのブリュッセル航空が新たに採用したロゴマークは、ブリュッセルの頭文字「b」を「13個の点」であしらったデザインだった。考案したデザイナー、ロナーネ・フートさんにとっては、バランス良く「b」を構成するのにちょうどの数だった。
しかし、「信心深い」利用者から「不吉な数だ」との苦情が殺到。同航空はデザイン変更を決め、「14個目」の点を付け加える作業に追われている。
「13」の点を組み合わせたのは、バランス良く配置できただけでなく、ブリュッセル航空が乗り入れているアフリカ大陸の国が13カ国であったためでもある。
同空港にとっては非常に「よい」数字だったのだが、イタリアや米国から「不吉な13という数字がある飛行機には乗りたくない」との苦情が相次ぎ、変更を決めた。
あちらこちらか届く苦情に、フートさんは「そんなに悪いことだったのか?」と驚いている。
ブリュッセル航空は、SNブリュッセル航空とヴァージン・エクスプレスが合併した航空会社で、3月25日に就航予定。新たにデザインを創り出すには時間がないため、点をひとつ、増やすか減らすかのどちらかにすることになった。
しかし、ひとつ減らして「12個」にすると、キリスト教の「十二使徒」を暗示させてしまうため、ひとつ増やして「14個」にすることに。
この対応に、ブリストル大学のブルース・フード教授は、「この航空会社が中国に乗り入れてなくて、本当に良かった。
中国人の数字に対する吉凶の思い入れは非常に強いうえ、中国では『14』という数は『死にたい』という言葉の音に近く、忌み嫌われている数字だから」と話している。

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