★GPS付きのスニーカーが米国で発売へ!! \(゚o゚;)/ウヒャー
2007年 02月 24日

2007.02.18
(CNN)
米フロリダ州マイアミ(AP) 子どもや高齢者の行方を知らせる全地球測位システム(GPS)を搭載したスニーカーが、近く米国で発売される。24時間態勢で、緊急事態を当局に通報するサービスもスタートするという。
GPS付きのスニーカーを考案したのは、ニューヨーク州のアイザック・ダニエル氏。数年前、出張先のアトランタで小学生の息子が行方不明になったとの知らせを受け、あわてて帰宅した経験がきっかけとなった。
息子は無事見つかり、事件は誤解だったことが分かったが、同氏は数日後、スニーカーの開発に着手。数百万ドルをかけて研究を重ね、靴底に幅5センチ、長さ8センチほどのチップを埋め込んだ商品を完成させた。
大人用のシリーズは来月、325-350ドルで発売される。今秋には、足の成長に合わせてチップの着脱が可能な子ども用シリーズも売り出す予定。同氏の会社ではすでに、ウエブ上で1000足の限定販売を開始し、これまでに750件の注文を受けているという。
同氏によると、スニーカーに搭載したGPSは、携帯電話や腕時計型などと違い、紛失しにくいのが特長。はいている人は、靴ひもの陰に目立たないよう配置されたボタンを押して、GPSの電源を操作することができる。
また緊急時には、保護者らが監視センターに連絡し、パスワードを告げれば、GPSを遠隔操作で稼動させることも可能。センターは同時に当局にも通報する。監視サービスには、月額19・95ドルの料金がかかる。
ダニエル氏は、「GPSの正確な作動を確保する研究に、2年間を費やした。私自身も毎朝のジョギングや出張先で使い心地を確認している」と話す。わが子の安全を守りたい保護者らに歓迎されそうだが、デザインやブランドを重視する子どもたちに受け入れられるかどうかが、売れ行きのカギを握ることになるとの指摘もある。

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