ノンフィクションー(/^o(・・*) ヒキ蛙の恩返し
2004年 06月 18日
ある日の夕暮れ、(住んでいたのは一階)窓戸口の下に一匹のヒキ雄蛙がじっと座っていました、お腹が空いているかと思い、虫をとってあげると喜んで食べ、次の日にも同じ夕刻になると戸口の前に座り、私を待ってっているのでした。夕刻のかわいい訪問蛙にとても親しみを感じ、ペットショップでミルワームを買い与えていました。ヒキ蛙はワームを喜んで食べ、食べ終わるとどこかへ帰っていくのです。
1週間くらい経ったある日、ヒキガエルが2匹に増えていたのです。彼女でも連れてきたのかと歓迎し、その雌蛙にもワームをあげると喜んで食べ、共に帰って行きました。ちなみにヒキ蛙の雌雄の見分け方は、雄は雌よりも体が小さいことだけでなく、雄の皮膚の色は黄褐色が強く、雌は茶褐色が強いのです。よく観ると色の違いがわかります。
その3日後のことです、また蛙が3匹に増えていました。これは親子か親戚でも連れてきたのかと思い歓迎し、3匹に餌をあげました。こんなことが続きなんと最終的には5匹のヒキ蛙が夕方の同じ時刻に戸口で待っているようになったのです。このヒキ蛙たちとの交流は彼らが冬眠するまで続きました。
ヒキ蛙たちが冬眠してまもなくのこと、大家さんから新しいマンションを建設するために立ち退きを要求されたのです。しかし、すでにヒキ蛙たちは庭のどこかで冬眠しており見つけようがありませんでした。このままヒキ蛙たちを放置し、引越をしてしまったら、ブルドーザなどの掘削機で庭を掘り返され殺されてしまう。そう思うと、せめてヒキ蛙たちが目覚める春まではなんとしても立ち退かない決意でがんばっていました。
大家さんはまさかヒキ蛙のことで立ち退き拒否してるとは思いもせず、交渉金額の折り合いがつかないからと考え、立ち退き料の増額の(先に引越しをした人よりも)提示をしてきました。また立ち退きは春先でもかまわないとのことで折り合いはつきました。なんと立ち退き料は先に引越した方の倍額をいただけることとなったのです。ヒキガエルの恩返しとも思えるような話の展開に驚いてしまいました。
春先になり、蛙たちが目覚まし、戸口に現れると5匹のヒキ蛙を箱に入れ、新居先の(現在のマンションに)蛙共々引越しました。新居に着いてすぐに我が小庭に放しました。。しばらくは姿をみせていましたが、その後蛙たちは引越したようで、今は姿をみません。
こんなヒキ蛙とのエピソードがあったのです。
TOP
最新のトリビア記事を読む

