★東工大「究極の数学だけ5時間入試」今秋から実施 (゚ロ゚;)
2006年 03月 12日
今秋から実施!!
2006.3.11
(yomiuri news)

数学1教科だけの5時間の試験と書類選考だけで合否を決める――。“究極の1科目受験”と言えるユニークな入試を、東京工業大学理学部が今秋実施することを決めた。
センター試験の結果は参考にせず、面接も行わない。国立大学の入試の中で最も長い1教科試験になるとみられる。
東工大によると、2007年度入学予定者に対する試験で、実施時期は今年11月。午前と午後に2時間半ずつの制限時間を設け、それぞれ2問程度を出題する。定員は20人。
物事を深く考え、じっくり課題に取り組む能力が落ちているとの見方から、公式や知識を問う難問ではなく、考える力や解き方が重要な問題を出す。
大学側は、物理や化学などの能力も数学の試験で類推できると判断している。想定問題や解答例は、5月ごろ公表。合格水準に達する者が定員に満たない場合、欠員は2次試験前期日程の募集人員(165人)に加える。後期日程は廃止する。
文部科学省によれば、論文を除く今年度の国立大入試で、1教科で最も試験時間が長かったのは、金沢大学理学部数学科の数学で3時間だった。
科目数の多いセンター試験を敬遠し、私立大を選ぶ受験生は多い。法人化し、自己裁量の余地が増えた国立大では、メーンの2次試験とは別枠で、独自の入試を導入する動きが盛んになっている。
九州大の「21世紀プログラム」選抜では、科目横断的な講義を聞かせ、リポートを3本提出させる。広島大理学部物理科学科も講義を受けさせて能力を判定するゼミナール型入試を実施している。

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