★他人の不幸を笑う人は女性よりも男性に多い傾向(゚ロ゚;)エェ!
2006年 01月 22日
女性よりも男性に多い傾向あり!!
2006.1.21
(exite news)
[ロンドン 19日 ロイター] ドイツ語に適切な単語がある……『シャーデンフロイド』だ。その意味は他人の不幸を見て、ほくそ笑むこと。女性よりも男性にその傾向が強いことが調査により判明したそうだ。
これはロンドン-UCL(University College London)の研究者らが結論した事実で、『シャーデンフロイド』における初の脳神経学的証拠だという。
研究者らは脳撮像技術を用いて、他人が苦痛に苛まれているのを見たとき、男性と女性にどのような違いがあるかについて調査を行った。
痛みに苦しむ人が自分の好きな人だった場合は、性別に関係なく脳内の苦痛や同情を感じる部分に変化がみられた。
ところが、それが自分の嫌いな人だった場合は、女性も脳内の『うれしさを感じる部分』に変化がみられたが、男性のそれは女性よりも顕著だったという。
今回の研究報告を作成した1人、クラース・ステファン博士は「女性にはわずかですが、共感部分に変化がみられました。ですが男性には全くそれが見られなかったのです」とインタビューに答えている。
また別の調査には32名の男女がボランティアとして参加し、4人の俳優と一緒にお金を両替するゲームを行った。
俳優達は参加者から受け取ったお金を同等額に両替する人と、そうでない人を演じた。ボランティアらには脳内の磁気イメージング・スキャナーが、そして俳優達には蜂に刺されたときのような痛みを感じる装置が取り付けられた。
その結果、不公平な両替をした俳優が痛みで苦しんでいるのを見たとき、女性よりも男性の方がはるかに、『ざまあみろ』と感じていることが明らかになったそうだ。
また、参加者のアンケート結果では、男性は女性よりもずるいことをした人に対する復讐心が強く、苦しんでいるのをみて満足感を得る傾向があることも判明した。
研究チームのリーダ、タニア・シンガー博士は「男女の差を裏付けるためには、さらに研究を続ける必要がある。今回の実験では精神的、金銭的というよりは肉体的な痛みだったため、男性の反応が強かった可能性があります」と話している。
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