★ペットのガンの急増 最前線の治療と治療費とは?(゚ロ゚;)!!
2006年 01月 06日
最前線の治療とその費用?
ペットのガンが急増しているという。犬の死亡原因の25%はガン。10歳以上だと50%という報告もあるという。
リンパ腫
骨肉腫(こつにくしゅ)
血管肉腫(けっかんにくしゅ)
乳腺腫瘍(にゅうせんしゅよう)
肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)
犬種
↓
ボクサー
エアデール
ゴールデンレトリバー
ジャーマンシュパード
スコッティッシュテリア
猫種
↓
シャム系
しこり、腫れ(はれ)、なかなか治らない傷、皮膚病、慢性的な下痢、便秘、散歩途中で座り込む、はこう(脚を引きずる)、極端な性格の変化がみられる時は専門家の診察を受けるべきだという。
同じガンでもメスとオス、犬と猫とでは発生率、悪性度が異なるそうだ。
(にゅうせんしゅよう)
↓
メス犬に多く発生
その半数は良性
オス犬に発生した場合
悪性度が高い
乳腺腫瘍はメス犬に多く発生するが、その半数は良性。発情期を迎える前に避妊手術をすれば、乳腺腫瘍になる確率は減少する。逆にオス犬の乳腺腫瘍は悪性度が高い。
80%以上が悪性
その上、再発率は90%以上
猫のガンでは最も多いのが
リンパ系腫瘍
↓
全体の約3分の1
ほとんどが悪性
猫の乳腺腫瘍は80%が悪性で再発率は90%以上だという。猫のガンで最も多いのがリンパ系腫瘍で、全体の約3分の1を占めている。ほとんどが悪性で発生年齢は若年期と7~8歳がピークだそうだ。
肥満細胞腫瘍
発生率の高い犬種は
↓
ボクサー
シュナウザー
ボストンテリア
ビーグル老犬
ラブラブドールレトリバー
病名のネーミングから太っている動物というイメージを受けるが、肥満とは関係がない。肥満細胞はアレルギーとの関係の深い細胞で、肥満細胞腫瘍はボクサー、ボストンテリア、ラブラドールレトリバー、シュナウザー、ビーグルの老犬に発生する事が多い。猫もリンパ腫に次いで多く、脾臓(ひぞう)や肝臓などにも転移する。
オス犬に発生率が高い
発生率の高い犬種は?
↓
ジャーマンシェパード
ラブラドールレトリバー
ゴールデンレトリバー
血管肉腫(けっかんにくしゅ)はオス犬に発生率が高く、脾臓(ひぞう)に発生するガンの3分の2を占めている。このガンはジャーマンシェパード、ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバーなどに多いのが特徴である。
犬の骨に発生する悪性腫瘍の85%
全体の4分の3は四肢(しし)に発生
発生率の高い犬種
↓
セントバーナード
グレートデン
ドーベルマン
骨肉腫は強い痛みを伴う。セントバーナード、グレートデン、ドーベルマンなどの大型犬に多くみられる。
手術は数万~数十万円
抗がん剤は1回投与2~3万円
放射線治療は1回1~5万円
乳腺腫瘍
↓
手術
リンパ腫
↓
抗がん剤投与の化学療法
肥満細胞腫
↓
手術と放射線治療
骨肉腫
↓
基本的には断脚手術
(手術後の抗がん剤投与で生存日数が
約2倍延びると鷲見助教授は言う)
病院などによって治療費も千差万別だが、手術の場合、数万~数十万が一般的でさうr。抗がん剤は人と同じものを投与する。保険適用外のため、1回の投与で2~3万円かかる。
手術後の治療に数回の投与されることが標準的であるがリンパ腫だけは長期に渡って抗がん剤の投与が推奨(すいしょう)されている。
放射線治療は1回約1~5万、平均でも週5回の4週間、計20回が目安になっている。
「Pet Lovers Meeting」
3ヶ月に1回、ミーティングが開かれ、全国からペットをなくした家族がやってくるという。
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