☆ムカデ イギリス 世界一 昆虫 毒虫 百足
2005年 10月 01日
「Scolopendra gigantea」
北ロンドンで発見される!!
2005.8.31
(Daily New)
「テレビの後ろでカタカタ音を立てているのは小ネズミかと思っていたら、有毒な巨大ムカデだった」とAaron Balick氏(32)。
Balick氏はムカデを生け捕りにし、翌日、大英自然史博物館に持っていった。その結果、世界最大種のムカデ「Scolopendra gigantea」(ペルビアン ジャイアント)であると確認された。大きさは幅(脚の長さを含めず)1インチ(2.54cm)、長さは9インチ(22.86cm)。
博物館昆虫学者Stuart Hine氏は「おそらく貨物船の果物の積荷に紛れ込んで、南アメリカから入ったのだろう」と。このムカデに刺さされると、発疹・高熱・激しい嘔吐とひどく苦しむことになると言う。
ペルビアン ジャイアント
体長:26~30cm(最大42cm)
分布地:南アメリカの北西部、トリニダード・ジャマイカ
Scolopendra giganteaは南アメリカの北西部、トリニダード・ジャマイカに棲息、蛙・トカゲ・鳥を捕食する。体は21~23の部分からなり、脚は速い歩行や獲物を捕らえるのに適している。
毒はオスよりもメスの方が強く、アセチルコリン・ヒスタミン・セロトニンなど含む。刺さされた痛みはスズメバチに酷似、ひどい腫脹、激しい悪寒や嘔吐、高熱(39度以上)を起こす。
一方、古代から有用毒とされ、現在でもリウマチ、腎結石、一部の皮膚病に有効であると中国の民間療法で使われている。
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