★リンゴの未熟果や皮にがん増殖を抑える作用が!!(゚ロ゚;)
2004年 06月 25日
(toonippo 01.10.04)
リンゴの未熟果や皮に多く含まれるリンゴポリフェノールにがん=悪性腫瘍(しゅよう)=の増殖を抑える作用があることが、弘前大学医学部保健学科の研究チームの研究で分かった。
ポリフェノール成分が、がん細胞の自殺(アポトーシス)を促す作用を持つ可能性が高いことも判明。研究チームの三浦富智講師(検査技術科学専攻)は「今後、アポトーシス誘導のメカニズムなどを解明していきたい」と話している。
研究グループは、一匹当たり百万個のがん細胞をマウスの背中に移植。リンゴポリフェノールの水溶液五ミリリットル(濃度1%)を毎日マウスに飲ませ、蒸留水を飲ませたマウスと比較した。
その結果、蒸留水を飲んだマウスは移植後二十六日までに十一匹中五匹が死亡。死亡率は45.5%だった。これに対し、ポリフェノールを投与したマウス十匹のうち、移植後二十六日で死亡したのはわずか一匹、死亡率は10%に抑えられた。
また移植後二十六日の腫瘍の体積は、蒸留水のマウスは平均約六千立方ミリメートルだったのに対し、ポリフェノールのマウスは約三千五百立方ミリメートルと大幅に少なかった。
一方、培養したがん細胞にポリフェノール溶液を直接注入した実験で、濃度が高い方ががん細胞の数が減少。ポリフェノールががん細胞に直接作用する可能性が判明。
さらには、細胞が自己の持つプログラムを作動させて自殺する細胞死現象「アポトーシス」を誘導する作用を、リンゴポリフェノールが持っている可能性も示された。
三浦講師は「皮や未熟果に多く含まれるリンゴポリフェノールを、どうやって体内に取り込むかも、今後の課題になる」と話している。
★りんご:手割りがうまいはホントですか?(゚ロ゚;)ナルホド・・・
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