★大豆イソフラボンのシワ改善効果をヒトで確認(゚ロ゚;)ホントー
2005年 09月 17日
(medweb/2005.9.16)
キッコーマンは、大豆イソフラボンが、女性ホルモンの分泌の低下が原因で起こる皮膚のシワや弾力の低下を予防、改善する効果があることをヒトでの臨床試験で確認した。
肌への影響については、これまで試験管や動物実験で、メラニン生成抑制やコラーゲン生成促進などの効果が確認されていたが、「ヒトでの試験は報告されていなかった」(キッコーマン・バイオケミカル事業部の有井雅幸・機能性食品グループ長)という。
同社は、発酵技術で腸や胃での吸収が良い「アグリコン型」と呼ばれる大豆イソフラボンを使って試験を行った。
目尻に深いシワや細かいシワがあり、目の下のたるみが気になる30代後半から40代前半の26人の女性を群に分け、一方にはアグロコン型イソフラボンを1日40mg、もう一方にはプラセボ(偽薬)食品を3カ月間食べてもらった。
シワのレプリカ(複製)を取って、シワ面積の変化を調べたところ、3カ月後にプラセボ群に対して有意にシワ面積が減少した。また、目の下の皮膚の弾力性を調べたところ、2カ月後に有意に弾力性変化率が改善した。
大豆イソフラボンは、骨粗しょう症やのぼせ、月経前症候群(PMS)など、女性ホルモンのバランスの崩れに伴う不調を予防、改善する成分として知られているが、今後は、更年期が原因の肌老化の対策成分としても注目を集めそうだ。
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