★昼寝15分で成績アップ?集中力アップのコツ(゚ロ゚;)ホントー
2005年 09月 01日

2005.8.30
(asahi com.)
昼休みに15分間、昼寝すると成績が上がるかも――。福岡県の高校で実際に「昼寝タイム」を設けて効果を調べたところ、昼寝した生徒は午後の授業に集中でき、勉強の能率も上がるという傾向があることがわかった。
調査は久留米大学医学部の内村直尚・助教授(精神神経科学)らが、県立明善高校(久留米市)で、約1000人の生徒を対象に40日間行った。
午後の授業中、我慢できない眠気を感じる・・・88%
昼寝の効果を確認するため、まず5月に全生徒にアンケート。「平日に十分睡眠時間がとれていない」と答えた生徒が61%、「午後の授業中、我慢できない眠気を感じる」は88%にのぼった。
6月から、45分間の昼休みのうち午後1時15分からの15分間を昼寝タイムに設定。校内放送でモーツァルトを流し、寝たい生徒は机に突っ伏したり、いすに座ったりした状態で昼寝した。
授業に集中できると・・・・
40日後に再びアンケートしたところ、週に1度でも昼寝した生徒は208人。このうち6割以上が「授業に集中できる」「勉強にやる気がある」と答えた。
一方、この時間を予習復習や遊びにあてて昼寝をしなかった計744人では、いずれの答えも4割台だった。
「(授業以外でも)勉強の能率が上がった」「最近の成績が上がった」と答えた割合も、昼寝した生徒のほうが高かった。
内村氏は「予想以上に昼寝の効果が明らかになった。昼寝が否定的にとらえられる風潮があるが、研究を通じて学校などに広めたい」と話している。

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