★ウマヅラコウモリの面白い生態を知ろう!!!?(゚〇゚;) ソウナノ
2005年 08月 23日
(vox.de)
(ウマヅラフルーツコウモリ)
学名:Hypsignathus monstrosus
別名:Hammer-headed Fruit Bat
翼手目 大翼手亜目(だいよくしゅあもく) オオコウモリ科
体長:19.5-30.5cm
前腕長:12-14cm
翼開張:90cm
体重:オス約420g メス約230g
生息地:アフリカ(ガンビア・スーダン南西部・ザイール・コンゴ北東部)
マンゴー、トゲバンレイシ、バナナなどの果実を食べる。犬歯で果実の殻を噛み砕き、臼歯でするつぶし果実だけを摂る(カスは吐き出す)上野動物公園では角切りにしたリンゴ、バナナ、オレンジ、ニンジン、小松菜などを1日1回与えているそうだ。
子供の頃はオスもメスも他のオオコウモリ同様、「きつね顔」をしているが、オスは生後1年ぐらいから鼻が膨らみ始め、顔が長くなる。日本では「馬づら」だが、英語圏では「Hammer-headed Fruit Bat 」(ハンマー頭したフルーツコウモリ) 「ハンマー頭」と呼ばれている。
オスは鼻づらに「共鳴袋」をもっているからだと言う。この「共鳴袋」は咽頭からでた声を増幅させるため、大きく低い声で鳴くことができる。(オスの咽頭は大きく、体腔(たいこう)の5分の1、喉から胸位まで、およそ背骨の半分位ある)
普段は群れをつくらないが、繁殖期になると川沿いの木々に100匹前後の群れをつくる。50mに1匹の間隔で枝にぶるさがり、翼をばたつかせながら、けたたましく鳴く。メスが近づいてくると、さらにアピールしようとして、翼のはばたく回数を増すそうだ。
Tokyozoo(調べの文献によると)交尾の79パーセントが、たった6パーセントのオスに寡占されているという報告がある。ただしもてるオスの特徴に関する報告はないが、鳴き声の良し悪しではないかと考えられている。
見ることができます。(ただし、メス2匹) 餌の時間は14時頃
最新のトリビア記事を読む