★泥棒撃退診断してみませんか?泥棒の心理を読もう(゚゚;)
2005年 08月 11日
警視庁が逮捕した泥棒から、下見~侵入~物色に至るまでの犯行時の心理を聞取り調査し、作成した診断テストです。是非診断結果を防犯対策にお役立て下さい。
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「ひとまず撃退 油断禁物」でした。
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Q1 泥棒が空き巣に入る家を下見するときにチェックしている内容です。 その中で最も気をつけて見ているのは、どれだと思いますか?
<2>家の人が留守かどうかです。
○留守かどうか
○入りやすい家かどうか
○逃げやすいかどうか
郵便受の新聞がたまっているかどうか、また雨戸やカーテンが閉まっているかどうか
・犬がいるかどうか
・足場となる物があるかどうか
・植木等、死角となるものがあるかどうか
・窓のクレセント錠の位置は開けやすいところにあるかどうか
・駅から近いかどうか
・立ち話をしてる人がいたり、通行人が多いかどうか
地域住民のモラルや連帯感を見る上で参考になるのが、<1>指定日以外にゴミが出ているかどうかです。指定日以外にゴミが出ているような地域では、泥棒に「仕事がやりやすい」といった安心感を与えてしまいます。
逆にゴミの日がちゃんと守られ、ゴミが出ていない地域で、街の人たちにジロジロ見られたり、あいさつをされたりすると、「ヤバイ通報されるかも」という心理が働き犯行をあきらめて通る場合があります。
植木等、死角となるものがあるかどうかはプライバシーとの関係もありますが、防犯上はブロック壁や植木を低くして、見通しを良くすることです。見通しが悪いと、侵入した不審者が発見しづらくなります。
足場となる物があるかどうかは家の周りに足場となるような物を放置しないことです。 指定日以外にゴミが出ているはゴミは、決められた日にきちんと出すようにしましょう。
Q2 泥棒が留守を確認する方法でやっていることです。 その中でも最も多いのは、どれだと思いますか?
泥棒が留守を確認するのに最も多い方法は<6>インターホンで呼んでみるです。その他<6>以外の方法で、留守を確認しています。 <7>表札で電話番号を調べ電話してみる方法は、最近電話帳への登録が少なくなったせいか、あまり見られません。
<6>インターホンで呼んでみるでチャイムが鳴って、出てみると誰もいないことがありますが、すぐにイタズラと判断しないでください。泥棒のチェック行為かもしれません。外に出て周囲に不審者がいないかよく確認してください。
<2>日が暮れても玄関や室内の電灯が消えていると「留守」だというのがすぐわかります。帰りが遅くなるときは、あらかじめ消費電力の少ない、キッチンなどの電気をつけて外出するのも効果的です。
<1>郵便受けに新聞や手紙が溜まっているか見るの対策は、数日、旅行などで留守にする場合は、新聞をとめるか隣の人に声をかけるなどして、とっておいてもらうようにしましょう。
Q3 泥棒の侵入口ですが、最も多いのはどこだと思いますか?
<4>掃き出し窓の窓です。鍵がかけられていても、ガラスを割って侵入します。掃き出し窓が植木やブロック塀で見通しが悪いと、最も侵入されやすい場所といえます。
すべての窓に共通していえることですが、外出するときは、トイレやキッチン等の小さな窓も含めて鍵をかけるようにしましょう。
見通しの悪い場所の窓にはガラス破壊感知センサーや補助錠を取り付け10分以上開けられないようして、泥棒の侵入をあきらめさせることです。
Q4 泥棒の侵入方法ですが、最も多いのはどれだと思いますか? (ピッキング用具利用を除く)
侵入方法(ピッキング用具を除く)で最も多いのは<5>窓ガラスを破り、手を差し込んでクレセントを外すです。ドライバー、1本さえあればガラスをこじったり割ったりして、クレセント錠を外し侵入します。
<2>隠してある合鍵を探すは、玄関先の植木鉢のしたや、ポストに鍵を隠して外出するのはやめましょう。泥棒は知っています。
<5>窓ガラスを破り、手を差し込んでクレセントを外しても、補助錠がついて開かないと、そこからの侵入をあきらめるという証言もありますので、補助錠を付けておくと効果的です。
Q5 窓に補助錠が取り付けられている場合に、泥棒はどの時点で侵入をあきらめると思いますか?
泥棒の多くは<1>補助錠が取り付けられていたら、そこからの侵入をあきらめると証言しています。
また、補助錠が取り付けられた窓でも<2>ガラスを破って手を入れ補助錠に鍵が掛けられていれば、そこからの侵入をあきらめるようです。
なぜなら1箇所の窓に侵入するための時間を多くかけると見つかる可能性が高まるからです。
泥棒が侵入可能と思われる窓には、補助錠を取り付けるようにしましょう。特に一戸建て住宅では、1階部分の窓に、マンションでは各階のベランダ側の窓に取り付けると効果的です。
Q6 泥棒の携行品で最も必要なものはどれだと思いますか(ピッキング用具を除く)
泥棒の侵入用具(ピッキング用具を除く)で最も必要なものは、<5>ドライバーです。
Q7 泥棒が侵入できずにあきらめた時間ですが、一番多いのはどれだと思いますか
泥棒が侵入するのに要した時間であきらめるのは<2>2~5分以内が多くなっていますが、10分以上かかると、ほとんどの泥棒があきらめると証言しています。ただし泥棒は建物の死角などがあれば、時間に関係なく侵入しようとします。
その死角を取り除くことが必要です。
対策としては、10分以上かかっても開けられない窓にすることです。補助錠や振動を感知するセンサーを取り付けると効果的です。
Q8 泥棒が室内に入って「物色」する時間ですが、一番多いのは何分位と思いますか?
泥棒が侵入して、家の中を「物色」する時間で多いのは、<2>5~15分以内です。
ちょっとした買い物や、ゴミ出し程度でも必ず鍵をかけるようにしましょう。ちょっとのつもりで、外出しても、知人に会って15分以上立ち話することはありませんか?気をつけましょう。泥棒は15分で犯行を終えてしまいます。
Q9 泥棒が物色するところで、一番多いのはどこだと思いますか?
泥棒が侵入して必ず物色するところは<8>タンスです。
泥棒も常習になってくると下の引き出しから順に物色していきます。上の引き出しから物色すると下の引き出しを物色するのに閉めないといけないからです。それだけ時間を短縮することを考えています。 <2>冷蔵庫や<3>仏壇は安心のように思えますが物色箇所として含まれています。
<1>~<10>に挙げた場所以外のところへ財布や印鑑・通帳等を分けて保管するのが安全です。また、定期的に保管場所を変更するのも良いと思います。
Q10 泥棒が犯行をあきらめた理由ですが、最も多いのはどれだと思いますか
泥棒が犯行をあきらめた理由で多いのは、<7>近所の人に声を掛けられたりジロジロ見られることです。泥棒は捕まることをいつも警戒していますので、ジロジロ見られたりすると「通報されるのでは・・・」と心配になりますので、ジロジロ見られることをきらいます。
<1>センサーライトがついているや<9>防犯カメラがついておりホームセキュリティが整っているのように防犯設備を取り付けるのも効果的ですが、地域の人達が社会のルールをまもり、良好なコミュニケーションをもつことで、犯罪の起こりづらい環境を作ることです。
例えば知らない人が自分達の住む町を歩いていたら「こんにちは、どなたの家をお探しですか?」などと声を掛けてみることなどがあります。
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