★幸福は最良の薬、プラス思考で10年長生き!!y(^ー^)y
2005年 05月 09日
(hotwired)
UCLのマイケル・マーモット教授(疫学・公衆衛生学)は、「人間はきれいな水、十分な食物、寝起きする場所など最低限が与えられている場合、その人の健康状態を大きく左右するのは、心理社会的要因である」と語っている。
明らかにした研究
2001年には『ケンタッキー大学老年学センター』のデボラ・ダナー教授が、修道女180人(平均年齢22歳)が手書きした自らを振り返る文章を分析し、文中の肯定的な感情と、60年後の当人の健康状態を比較した。
肯定的な感情を記していた修道女は
最長で10年も長生き!!
「喜び」(joy)や「感謝」(thankful)といった言葉を使っていた修道女たちは、否定的な感情を記していた修道女よりも最長で10年長生きしていたことがわかった。
ロンドン在住の200人を超える中高年を対象
日常生活における感情と健康状態を調査
毎日とても幸せだと答えた人は
身体的にも健康であることが立証!!
幸福を感じると、神経内分泌系の作用、炎症、心臓血管の活動が減少することが明らかとなった。(2005年4月19日『全米科学アカデミー紀要』(PNAS)に発表)
心理状態と生理作用の関係を調査するために、UCLの科学者たちは被験者45~49歳のヨーロッパ系白人男女に研究室でのストレス試験を実施、勤務日の血圧と心拍数を測定、また被験者の唾液を採取し、コルチゾール含有量の測定も行った。(コルチゾールは糖尿病や高血圧などの病気と関連があるストレス・ホルモン)
最も不幸な被験者と最も幸せな被験者とでは
コルチゾール濃度に32%の差がでた!!
幸せな被験者は、フィブリノゲン血漿が高濃度の場合、将来的に冠状動脈疾患(虚血性心疾患)を発症する兆候とされることが多いタンパク質から低いストレス反応度を示し、さらに、幸せな被験者の心拍数は1日中低かった。このことは心血管系が健康だというしるしだそうだ。
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