★イルカのユニークで高度な捕食法 (o^∇^o)ノオモシロイヨ!
2005年 04月 10日
バンドウイルカは砂地の海底にくちばしを突っ込み、中に隠れている魚に向かって強力な高周波を発信して、気絶させ、動けなくなっいる間に食べてしまうという高度な技をもっている。
また、海底すれすれに泳ぐエイについていき、驚いて飛び出た小魚やエビを食べたりもする。アメリカのある地域では、バンドウイルカの集団でボラの群れを浜に追い上げ、波うち際ではねるボラを浜に乗り上げて捕食することが確認されている。
マイルカは集団で捕食することで知られている。群れで魚影の下に入り込み、魚を水面まで追い上げ取り囲んでしまい、その魚群の中に突進してパニックになった魚を捕ると言う、豪快な漁(りょう)を行う。
スナメリやシロイルカ(ベルーガ)など、くちばしがない種類のイルカは海底にいる獲物ぬ向かってすぼめた口から、ジェット水流を吹きつけて、海底から巻き上がった獲物を吸い込むというユニークなテクニックで捕食する。
イルカの捕食法はさまざまなパターンがある。同種のイルカでも棲む(すむ)海域によってエサとなる魚の生態が違うので、海の環境などに合わせた方法で捕食しているそうだ。