★ガラガラヘビの「ジャー音」の秘密 「(´へ`;ヘェ~ソウナノ
2005年 04月 03日
「踏む」なよのサインに過ぎない!!
ガラガラヘビは尻尾(しっぽ)で、てんぷらを揚げるような音を立てますが、「俺はガラガラヘビです、危険なので踏まないで、通り過ぎて下さい」と親切で音を立てているのだと、動物学者千石正一(せんごくしょういち)先生はサイエンストークで語っています。
ガラガラヘビというのは、このヘビを踏んづけるような大型の動物がいない、無人島では音を立てる尻尾の特殊器官がないそうです。つまり音を立てる必要がないのでなくなってしまったわけです。
余談ですが、独立戦争の時のアメリカ軍のシンボルは「ガラガラヘビ」でした。我々を放っておいてくれれば何もしないのに、手を出すのなら反撃するぞと、「ガラガラヘビ」をシンボルにメッセージをイギリス軍に送っていたといいます。
「ガラガラヘビ」の真似(まね)上手!!
模様はガラガラヘビによく似ていますが、無毒のヘビです。このヘビは敵に追い詰められるとガラガラヘビの真似をして尻尾をだし、(ガラガラヘビのように音を出す特殊器官はないので) 口真似(くちまね)をしてあの『ジャー音』を出し敵を追い払います。生息地域もガラガラヘビと同じだそうです。
なぜ真似することができるか?
千石先生は「ガラガラヘビは尻尾を振っているという動作は自分で認識しています。ブルスネークも同様に口から強く息を吐き出すという動作をやっていることは認識しており、たまたま、危機的状況の時、それをやったら生き残る確率が高くなった。それでその方向に進化したのだ」と解説しています。
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