★偽の発信番号を表示させるカラクリとは? 「(´へ`;ナルホド
2005年 03月 30日
最近の「振り込め詐欺」は更に巧妙になり、110、119、家族の電話番号を表示させ、電話かけてくる!!
海外のパソコンのデーターベースに、日本で使える電話Aの番号を登録。さらに電話Aから、どんな番号を着信させたいかを設定する。
この状態から電話Aの電話から、海外のサーバーに電話すると、サーバーが本当の電話番号をニセの電話番号に置き換えて、日本へ転送してくれ最終的にはニセの番号を表示させてしまう。
ちなみに「ニセ電話番号を利用した」出会い系もすでに登場しているそうだ。1分150円の通話料金以外はお金はかからないとさ・・・。
(NTT、KDDなど)
電話Aで裏契約した海外の通信会社にアクセスする。
交換機
海外の通信会社のサーバ内で電話Aの
電話番号とニセの電話番号を置き換える。
(Sprint AT&T等)
狙った相手の電話には、ニセ電話番号
(110、119、家族の番号)が表示され電話がかかる。
発信者番号の偽装は,ここを突いて任意の番号を携帯電話に表示させていた。海外には,任意の発信者番号を指定できる発信者番号指定サービスが存在する。これは電話中継サービスの一種で,ここに電話して,相手に通知する発信者番号と通話先の番号をプッシュボタンで指定すれば,任意の番号を相手に伝えたうえで相手と通話できる。
発信者番号指定サービスがつながる海外の通信事業者は,発信者が送る発信者番号をチェックしない。そのため,「110」などの番号を指定して,日本国内の携帯電話に電話をかければ,そのまま相手の端末に「110」を表示できた。発信者番号指定サービスの料金は,日本国内の固定電話から携帯電話に発信する場合で,1分50円程度である。
従来の手口での発信者番号の
偽装はできなくなった!!
問題を認識した携帯電話事業者は,3月に入って相次ぎ,海外からの発信者番号のチェックを厳しくした。この対策により,従来の手口での発信者番号の偽装はできなくなった。 しかし、IP電話サービスのしくみを考えると,これからチェックの甘い発信者番号指定サービスが国内で提供される可能性はある。
実際、国内の他事業者からの発信者番号をチェックするのは難しい。それは同じ電話番号で事業者間を乗り換えたり,コールバック先を連絡するために実際とは違う番号を通知することがあるからだ。
また海外からの発信者番号の偽装が、携帯電話へだけでなく固定電話への着信で起こる可能性もある。(NTT東日本)、国際通話の着信のうち,ISDNなどのデジタル回線から発信されたときは,そのまま発信者番号を着信端末に表示させる。デジタル回線を利用した発信者番号通知サービスが登場すれば,被害は避けられない状態という。
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