★拘置所に着くなり受ける屈辱的検査とは?その生活は?
2005年 03月 29日
あの西武の帝王と言われた、堤氏も入っていた拘置所の生活とは・・・元受刑者、元刑務官は語った・・・。
拘置所に着くなり、保安室へ連れていかれ素っ裸にされ身体検査を受ける。この身体検査が実に屈辱的なのだ。立ったまま腰を曲げ、肛門の検査を受けるのだ。拘置所によっては直径5mmほどのガラス棒を肛門に入れられての検査となる。建前は「検便」ということなのだそうだが、本当の別の目的でしているという。
肛門に棒まで入れて念入りに検査するのは、以前、タバコや覚せい剤などをコンドームに包み、肛門内に隠して持ち込もうとするものが大勢いたためだ。新入りは房でのいじめを避けるために、手土産を持ち込み、先輩に配ることが慣習となったいた。
短期刑(8年以下)は雑居房に
重罪(8年以上)は独居房に入れられる。
一日は朝7時に始まる。これは雑居房も独居房も同様である。起床して朝点検を受け、朝食を終えると、そこからは過ごし方はさまざまだという。
公判のあるものは裁判所へ、専用の送迎バスで出かけ。公判のないものや、取り調べのないものは、まるまる自由で読書をしたり、日記をつけたり、各自好きなことをして過ごす。
ほとんどの人は「請願(せいがん)作業」に時間をあてるそうだ。刑務所では作業は強制だが、拘置所では作業は請願制になっており、袋貼りや洗濯バサミの組み立てといった作業をする。
ほぼ毎日作業を行っても、稼ぎはせいぜい月に5千円しかならないが、このお金で下着や食料品などの購入に使うという。
消灯は21時、夕食後の夕点検が終われば、21時の消灯まで再び自由時間で好きなように時間を過ごせる。
運動できるのは月曜~金曜の入浴日ではない日で雨の降っていない日で、約40分の運動が許可されている。
週に2回(夏季は3回)、雑居房は房の奥になる浴場に5~7人で入り、独居房は1人用の浴槽にひとりで入る。入浴時間は15分。
朝食・・・・・・・麦ご飯・味噌汁・漬物・ふりかけ
昼と夜食・・・朝にメニューに主菜が1品加わる(焼魚・フライ・コロッケ・肉じゃがなど)、他に野菜の和え物かサラダがつく。お金に余裕がある人は自分で缶詰などを買い副食としてご飯を食べられる。
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