イランの公開絞首刑は苦しみを与えるクレーン吊り(゚゚;)エエ
2005年 03月 22日
テヘラン砂漠の吸血鬼の公開処刑が執行された。
テヘラン砂漠の吸血鬼の異名を持つ、モハマッド・ビジェイ(24)はテヘラン郊外のパクダシュトという小さな村で20人以上の少年を誘拐、性的暴行を加え殺害した。
調べによるとビジェイは共犯者アリと1年以上前から、「穴からウサギやキツネを掘り出そうよ」と子供たちを砂漠に誘い込み、石で頭部を殴打し気絶させてから暴行を加えた上、殺害しテヘラン南の砂漠に遺体を埋めていた。
また伝えられるところでは、ビジェイは殺害後、人肉はどんな味がするだろうと犠牲者の1人の脚を食べたという。
街の広場には何千もの市民が連続殺人犯の最後を見ようと詰め掛けていた。執行官はビジェイの両手を杭(くい)にまわし手錠し、鞭を打ちを始めた。観衆は「もっと強く打て!もっと強く!」と叫び、投石するものもいた。
彼の背中は血まみれになり、あまりの苦痛に3度も気を失い地面に崩れ落ちた。執行官が彼の体を引きあがると、犠牲者ラヒム・ヨセフの兄弟が警備を突破し、ビジェイの背中を切りつけた。
100回の鞭打ちが終わると、血まみれのビジェイは絞首台代わりであるクレーンの下に立たされた。ムラー(宗教的指導者)の祈りがラウドスピーカーから流れ、観衆はどよめき始めた。
執行官はビジェイを「この世の汚辱」と呼び、死刑宣告を読み上げた。犠牲者遺族の代表者の母親は数回、ビジェイの顔を殴り、呪いの言葉を浴びせかけ、絞首用の青いナイロン製のロープを彼の首にかけた。
クレーンが動き出し、ゆっくりと引き上げられてゆく・・・ビジェイの足は地面から離れると、もがき苦しみ始めた。熱狂する人々の間からひときわ大きな歓声と罵声があがる。
犠牲者の父親の1人は「踊れ!踊れ!貴様がオレたちの息子したことを思い知るがいい。」と叫んでいた。ビジェイは7分もの間もがいていたが、人形のように動かなくなった。20分後、ビジェイはクレーンから降ろされ、医師が死を宣告し死刑が完了した。
イランの絞首刑は、高い場所から落として頚椎(けいつい)を折り楽に死なすのではなく、苦しみを与え抜いてから死に至らしめるのだ。残酷かもしれないが遺族にとってはそれ以上の刑に処しても許すことなどできないのだ。
人権組織アムネスティインターナショナルの調査によると、イランでは昨年は少なくとも97人が、2003年に108人、2002年には113人が処刑されたという。
先日、行われた北朝鮮の公開処刑は銃で頭部に一発、胸部に一発、そして念のため逃げないようにと脚に一発撃って処刑した。イランの死刑は即死させず、ひどい苦しみを与えるのは「目には目を、歯には歯を」のお国柄でしょうか。
いまだに、一部のアラブ諸国では窃盗(せっとう)をすると手を切断されますし、また不倫をすると上半身裸にされ町中を引きまわしの上、投石刑が執行されています。
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