★妊娠中に浴びた排気ガスやタバコの煙で子供が癌に?
2005年 02月 21日
子供が癌にかかりやすくなる!!
米国立環境保健科学研究所によって、妊娠中に車の排気ガスやタバコの煙などに含まれる多環芳香族炭化水素(PAH)を浴びると、胎児の染色体異常が増え、発癌の危険が高まることが初めて明らかになった。
被験者はニューヨークの低所得者居住地区ハーレムに住む、非喫煙者の妊婦とその新生児60人。妊婦は妊娠第3期に携帯用モニターを装着し、その期間に浴びたPAH濃度について調べた。
(被験者が浴びたPAH濃度が平均値より)
平均値より低かった母親から生まれた新生児・・・1000のうち4.7
平均値より低かった母親から生まれた新生児・・・1000のうち7.2
Frederica P. Perera氏は(同研究メンバー・米国Columbia Center for Children's Environmental Health所属)、この調査で大気汚染により胎児の染色体を変性する可能性が明らかとなった。別の研究結果から、このタイプの遺伝子変性が癌リスクを増加するマーカーであることがわかっている。このタイプの異常を持つ細胞は、体内に長期間存続するので事態は深刻であると語っている。
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