★赤い雪・青い雪の謎⇒なぜ色つきの雪が降るのか?
2005年 02月 06日
これが赤い雪です。
パリでは、春先に薄紅色の雪が降ることがあります。研究者がこの雪を顕微鏡で調べると、直径50ミクロンの赤色の砂粒が核になっているとのことが発見されました。この赤い砂粒はアフリカのサハラ砂漠のもので、春先吹く強い春風に乗りフランス上空うにまで運ばれ、赤い雪が降る原因になっていたんです。サハラ砂漠からヨーロッパに飛んでくる砂はなんと、年間約100万トンにもなるそうです。
日本で時折見られる赤い雪は、季節風に巻き上げられた中国大陸の黄砂が、日本上空で雨や雪と混じることが原因だそうです。そう言えば、雪国には千年に一度赤い雪が降り、その赤い雪を浴びると雪女は溶けて消えるという伝説も・・・・。
また、他には雪の藻によって赤い雪が降ることもあります。一番上の赤い雪の写真は雪藻によるものです。
緑の雪です!!
青い雪です!!
青い雪や緑の雪の場合、雪藻という微生物が雪に混じる事で発生する事が多いそうです。雪藻は永久的な雪か氷に世界の高山か極地で半永久的に生える藻で、赤やオレンジの雪は雪の藻の胞子段階によって引き起こされますといいます。
管理人の何よりも励げみとなる、応援のクリックをお願いします!