★クレオパトラのアイメイクはおしゃれのためでなかった!!
2005年 02月 01日

クレオパトラのくっきりと引かれたアイライン、そして濃いブルーのアイシャドーは目の美しさを引き立てています。この化粧法はクレオパトラだけがしていたのではなく、当時の女性なら誰でもしていた定番のメイクであり、古代エジプト王朝の壁画の中に描かれている女性にもみられます。
オシャレのためでなく、他の目的で・・・
当時はまだ衛生状態が悪く、ハエなどの害虫も多く、顔に虫がとまることもよくあったからです、最も恐れられたいたのは眼病でハエなどからばい菌をうつされ、化膿して失明したケースも少なくなかったからです。
青い色は何から・・・
孔雀石(くじゃくせき)を砕いたブルーで、その青い粉に香料を溶け込ませたものが古代のアイシャドーなのです。


濃いメイクアップを施した目にも意味が?
この目は「ホルスの目」と呼ばれています。鷹であるホルス神の目は、保護と安全のシンボルであり、邪悪なものから守ると言われています。
古代エジプト神話によると、ホルスの目は邪悪なおじ、セスとの争いの最中、投げ捨てられ、なくなってしまいました。その後彼の目は修復され、目が戻ったことにより、ますます強くなり、いっそう保護されるようになったとの伝説があります。今でもホルスの目は最高の魔除けとされています。
このように、目が神のシンボルであることは当時の人々が目が見えなくなることへの強い恐れをもっていたことを物語っているという専門家もいます。

当時のピラミッドの頂上にも大きく描かれていました。
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