★能見氏と3人の心理学者による血液型と性格の分析相違
2005年 01月 29日

1920年代
1920年代、古川竹二(心理学者)博士が人間の心理を解釈するために血液型が鍵になるのではと考え研究し始めた。古川博士は1930年代初頭、ドイツ医学誌「応用心理学ジャーナル」に論文を発表、それに刺激されヨーロッパの心理学者の中にも血液型と気質の関係を研究するものがでてきた。
しかし、実際、血液型と気質の関係が広く関心をもたれるようになったのは、1970年代、能見正比古氏がABO式血液型で性格の謎を解明できるという説を広めてからだという。
血液型と性格の分析
コンスタンティンは簡潔で洞察力にあふれた「血液型と性格」の研究は、1930
50年代のヨーロッパの心理学者からの影響を受けている。1997年"What's Your type?"(プルーム社)という血液型と性格の本を出版する。
20世紀を代表する心理学者。血液型と性格の関係の科学的研究を始めた。キャステルは特に個人によって違う認識力・性格・動機づけの研究を中心に行っていた。有名なのが16性格因子を用い性格を測定分類する方法で、これは世界中で使用されている性格テストだ。
20世紀を代表するドイツ人の心理学者(ロンドン大学で心理学教授)のアイゼンクは人によって違う心理特性の決定には遺伝が大きな要因になっているという理論の先駆者だ。有名なのがPENシステム(Psychoticism精神的傾向、Extroversion外向性、Neuroticism神経症傾向)という性格理論だ。アイゼンクによると性格を決めるのは心理的な傾向と、体内の化学物質の傾向であると、例えば内向的な人の脳内の皮質・網様体の環状神経がより活性化しているために、外向的な人よりも皮質が絶えず刺激を受けることとなるため、人ごみや騒音に接すると急激に精神的な負担を感じるという。
アイゼンクは国民性による性格を比較し、特定の社会集団の特徴には血液型による影響があることを示した。被験者データーとしてイギリスと日本も比較しており、日本人はイギリス人より本質的に内向的で神経過敏であると結論付けている。それは日本人にはAB型の割合が多く、A型のB型に対する比率がより低いからではないかと予測した。この予測が正しいことはイギリス、日本の血液型分布の科学的データーから立証できるそうだ。
能見正比古・・・・・・・・・・・・・・・外向的・精神的に強い・表現力が豊か
ピーター・コンスタンティン・・・外向的・はっきりと表現する。
レイモンド・キャステル・・・・・・安定している。
ハンス・アイゼンク・・・・・・・・・外向的
能見正比古・・・・・・・・・・・・・・・内向的・完全主義者・控えめ
ピーター・コンスタンティン・・・内向的・引っ込み思案・落ち着いている。
レイモンド・キャステル・・・・・・不安に陥りやすい。
ハンス・アイゼンク・・・・・・・・・落ち着いている。
能見正比古・・・・・・・・・・・・・・・発想が自由・独立心が旺盛・野心に欠ける。
ピーター・コンスタンティン・・・理性的で真面目な実際家・目標達成に邁進
レイモンド・キャステル・・・・・・自信家
ハンス・アイゼンク・・・・・・・・・非常に感情的
能見正比古・・・・・・・・・・・・・・・繊細・他人との距離をおく・消極的
ピーター・コンスタンティン・・・外向性と内向性をバランスがとれている。
レイモンド・キャステル・・・・・・人づきあいが苦手
ハンス・アイゼンク・・・・・・・・・内向的
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