★犯罪事件での子供の証言はどこまで信用できるか?
2005年 01月 26日
アメリカのマサチューセッツ工科大学のスーザン・カレーらが、洋服やアクセサリー、髪型などが違っても同一人物であると見分けられる能力は何歳から身につくものなのかを調べる実験を行った。
6歳、8歳、10歳の子供を対象に、まず見知らぬ人の顔を見せ、後でもう一度見せて同じ顔を選ばせた。
正答率は年齢に関係なく
64~68%
正答率は
6歳ー69%
8歳ー81%
10歳ー89%
年齢につれて正答率は上がった。
研究者らはこの実験から、人の顔の見分け方には眉、目などの「部分」に着目する方法と、顔全体をひとまとめにして認識する方法の2通りあると考え、顔の部分に着目する方法は6歳で出来るが、顔全体から認識する方法は10歳になってから出来るようになると結論づけた。
3枚1組の顔写真を見せ、「どれとどれが同じ人か」をたずねると
6歳ー75%
8歳ー50%
10歳ー30%
この実験から、小さい子供ほどかぶっている帽子や洋服に惑わされてしまいがちであることが明らかになった。
子供の人物識別能力が大人並みになるのは
10歳位からであることが分かった!!
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