★人はなぜ泣くか?涙によりその味と成分に違いが・・・(゚゚;)
2005年 01月 13日

◆塩素
◆ナトリウム
◆糖質
◆カリウム
◆カルシウム
(塩素とナトリウムが多い)
↓
1日 0.6cc
泣かなくても塵(ちり)やほこりから眼球を守るために、
1日0.6ccの涙が分泌されている。

平静時と怒っている、くやしがっている時は交換神経が働き、涙はカリウムイオンと水分が少なく、味が濃く、塩辛い。

嬉しい時、悲しい時は副交感神経が働き、水分が多く薄味だという。

ウィリアム・フレイ博士は、涙に精神的なストレスを解消する働きがあるのではないかと考えている。同博士は次のような実験を行っている。
●悲しみ(50%)
●喜び (20%)
●怒り (10%)
(同情・心配・恐怖がこれに続く)
泣いた後は気分が良くなる人は?
●女性 (85%)
●男性 (73%)
1985年にウィリアム・フレイ博士は、女の子を泣かせてその涙を採取し、その成分を分析して発表しました。その結果、その涙にはコルチゾールという物質が含まれていることが発見されました。このコルチゾールとは、副腎皮質ホルモンの1種で、ストレスに反応して作られるものです。
人間はストレスを感じると、それを何らかの方法で体外に排出しようとします、それが涙であり、健康な人は病気の人に比べ、涙を流す機会が多いということも報告されていますた。泣いた後に気分が良くになるのは、そのためです。



コルチゾールの量が多かったのは?
(1)映画・・・・・悲しみの涙(6.5)
(2)母親の手紙・・・嬉し涙(5.4)
(3)エレベータ・・安堵の涙(2.3)
この番組でも人間は、極端に感情が変化すると身体に急激な負担がかかり、ストレス物質が増加します。それを和らげるため、涙でストレス物質(コルチゾール)を出しているのです。涙を流すことは乱れた心と身体を安定させる行為なのです。

泣いた人と泣かなかった人ではストレスに差が!!
泣いた人・・・・・・・・・・・・(4.8)
泣かなかった人・・・・(10.8)
エレベーター脱出後に体内のコルチゾール量を測定したところ泣かなかった人は、泣いた人の2倍もストレス物質が残っていました。つまり、泣くことの少ない人は、日々かかるストレスが溜まっていく一方、身体に大きなダメージを与えかねないのです。
涙の数だけ強くなれそうですよ!!
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