文具・三角定規・鉛筆・エンピツ・色鉛筆・定規・新学期
なぜ三角定規の穴はあるの?
三角定規には丸い穴があいているのは知っていても、その理由を学校で教えてくれるわけではないので、意外に知られていません。
その理由は4つ
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●取りやすくするため●(紙と三角定規とがぴったりとついてしまうと、とりづらいために穴をあけ指をかけられるようにしてある)
●空気を抜くため●紙と三角定規の空気をここから逃がして密度を高め、安定した線が引けるようにするため。
●摩擦防止●三角定規は紙の上を滑らして使うので、摩擦が高いと滑りにくくなってしまうので、穴の分、摩擦を減らしている。
●変形を防ぐため●プラスチックは季節の温度変化に応じて伸びたり縮んだりする。大きさに変化が生じると刻まれた目盛りが狂ってしまうので、穴をあけることによって伸縮を調整することができるのだ。
なぜ穴は丸で、四角にしないのか?
三角定規の強度の問題で、四角い穴にすると角により多くの負担がかかり、ひび割れが生じる可能性が高いため、穴は丸くなっているそうです。
エンピツの軸はなぜ六角形が多い?
●転がらないため●
●持ちやすいため●
●3の倍数である必要があるため●
エンピツを握る時、必ず3点(親指、人差し指、中指)で押さえるので3の倍数である必要があるのです。
1本のエンピツでどの位の距離書けるか?
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50Km
機械で実験し、削らないで芯を全部使うことにすると
約50kmとなります。
(三菱鉛筆調べ)
色エンピツの軸はなぜ丸いの?
●色を塗るため●色鉛筆は文字を書くよりも、塗る作業の方が多く、どの角度でも持ちやすく指あたりのよい丸軸にしてあるのです。
●強度が弱いため●
●芯(しん)が太いため●色鉛筆の芯は、墨芯鉛筆の芯のように焼いていないため、強度的に弱く、芯自体の太さの太いため。また軸が六角形であると芯と軸との表面の距離が短いところと長いところとが出て、芯を十分に保護することができないため。しかし現在は、技術の進歩により、六角形の軸でも芯を十分に保護できるようになっているそうです。
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