★ゴッホ・ニーチェ・シェークスピアの裏話
2005年 01月 08日

ゴッホは数多くの名作を残した、ある時期など15ヶ月で絵を200点、線画と水彩画を100点、そして6枚つづりの手紙を200通以上書いた記録が残っています。その描くエネルギーの旺盛さはいかにも天才を思わせるが、最近の研究によると、それは「ハイバーグラフィア」という病気のためだったことがわかってきたという。
この「ハイパーグラフィア」という病気は一種の精神疾患であり、際限なく絵や文字を書きつづけるのが特徴らしい。その他の特徴としては、ユーモアが欠落している、自他の生活の破壊をする、同性に対して偏執的(へんしゅうてき)な愛情を抱くなど、ゴーギャンと同棲していたゴッホに当てはまるところの多い病気だと研究者は語っている。

ニーチェは45才の時に脳梅毒で発狂した。それから11年間は食べて寝るだけの病人の生活だったという。発狂する2年前は創作意欲がわいてきたらしく、1年間に27冊も本を書いている。
ニーチェの他に天才で、しかも梅毒で亡くなっているのは、ハイネ、ボードレール、シューマン、モーパッサンなどヨーロッパが誇る、文学・音楽の天才たちだ。この天才たちも、晩年は似たりよったりで、興味深いことに梅毒が脳に回る2年前くらいはニューチェと同様に大作を仕上げたそうです。
ここ数十年、梅毒にはサルバルサンという特効薬ができてから、梅毒患者はほとんどいなくなったが、なぜか最近は天才の出現もなくなっているって??

世界の文豪シェークスピアは小学校もまともにでていないのに、あれほどの古典を書けるはずがないと主張する一部の研究者は、「哲学者のフランシスコ・ベーコンが書いたに違いない」とか、「劇作家のマーローが書いた」と言い張っていた。
その中には証拠を見つけ出そうとマーローの墓まであばいた研究者もいたが、結局確固たる証拠は見つからなかったという。学歴がないものが文豪となったことが許せなかったのでしょうね。
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