★スマトラ沖地震・・・逃げ出した象の危機能力を検証する!!
2005年 01月 05日

タイ南部で難逃れる
(asahi com2005/1/3/19:45)
タイ南部のリゾート地カオラックで先月26日、観光用のゾウが、津波が来る直前に高台に向かって走り出し、背中に乗っていた観光客十数人が結果的に難を逃れたことが分かった。ロイター通信が伝えた。
カオラックの海岸で8頭のゾウを使うダンさん(36)によると、ゾウは地震が起きた午前8時ごろに鳴き声をあげた。「こんな鳴き方は聞いたことがない」とダンさんは驚いた。1時間余り後、ゾウは再び興奮し、背中に観光客を乗せたまま近くの丘に向かって突進。なだめようと追いかけるうち、津波が海岸を襲うのが見えた。ダンさんの指示で、ゾウは、逃げまどう観光客を一人、二人と鼻で拾い上げて背に乗せたという。カオラックの浜辺には当時3800人の観光客らがいたが、ほとんどが波にのまれたという。
また、近くの北ラノーン県沿岸では、津波の直前、草を食べていた100頭余りの水牛が一斉に海の方を見て、高台に走り始めた。追いかけた村人たちは、「おかげでかすり傷ひとつなかった」と話しているという。

(読売新聞2005/1/3/20:20)
インドネシア・スマトラ沖地震による津波に襲われたタイ南部のリゾート地カオラックで、津波襲来の前、波がまだ穏やかな時に、海浜の観光用のゾウ8頭が、激しい叫び声を上げていたことが分かった。
ロイター通信などによると、ゾウが叫び出したのは、スマトラ島沖で地震が発生した直後の12月26日早朝。ゾウの生態を知り尽くしているゾウ使いにとっても、聞いたことのない叫び声だったという。ゾウはいったん泣きやんだが、1時間後、再び叫び声を上げたかと思うと、観光客を乗せたまま、林を抜けて丘へ疾走。ほかのゾウも頑丈な鎖をかみ切って逃げ出したため、多くの観光客もあわてて避難したという。その直後、巨大な津波が襲った。
津波は1キロほど内陸まで押し寄せたが、ゾウたちが逃げ込んだところまでは届かなかったという。

ゾウは超低周波を使って
10km先の仲間と会話している。
通常、象は超低周波を使って4km離れたところにいる仲間と会話することができ、同じ状況下では50km圏内の会話も可能だ。また、大気の状態が良好な場合また夜になれば、なんと10km先、100km圏内の会話も聞き取りも可能になるという。彼らは午後の遅い時間に会話しているそうだ。
興味深い資料ですので見て下さい。

黄色の部分・・・・人間で聞き取れる可聴周波
一番右・・・・・・・・・ゾウ(赤線可聴域)
右から2番目・・・大気内
右から3番目・・・ブルー鯨(くじら)
右から4番目・・・地震
右から5番目・・・火山
右から6番目・・・波浪の衝撃
右から7番目・・・犬
右から8番目・・・ワニ
右から9番目・・・カエル
右から7番目・・・鳥
左から4番目・・・トガリネズミ
左から3番目・・・虫
左から2番目・・・ネズミイルカ
一番左・・・・・・・・・コウモリ
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