★フラミンゴは「ミルク」でひなを育てるって本当?(゚゚;)エエッ
2004年 12月 20日

フラミンゴ
学名:Phoenicopterus ruber ruber
英名:Carribbean Flamingo
●分布・生息域 西インド諸島、北アメリカ・フロリダ半島
●体の大きさ 全長120cm、翼長37~43cm、体重2.2~3.5kg
●寿命・約33年、動物園での最長命記録は44年
●食性・野生では藻類、甲殻類および小さな軟体動物を食べる
体が赤色なのは、エビや藻類に多く含まれるカロチンなどの色素を体内に取り込むためです。このため、カロチンが不足すると、羽の色が少しずつ薄く白くなってしまう。動物園やバイオパークでは羽毛の色あせを防ぐためにオキアミや、フラミンゴペレットを与えている。

卵は1つしか産みません。巣は円錐状(えんすいじょう)で泥、小さな石および羽毛でできており、高さは30cm位です。
メスオスは26~31日間、協力しながら卵をかえします。孵化したひよこは灰色で、約3年の間に灰色からピンクまで変わります。

「哺乳類」(ほにゅうるい)は乳腺を持ち、母乳で子供を育てるが、鳥類には乳腺もなく母乳で育てるのは不可能に思われるが、フラミンゴは「フラミンゴミルク」を与えひなを育てている。
「フラミンゴミルク」は乳腺からでるものでなく、のどの奥にある、そ嚢(のう)から分泌される液体で、その色は白でなく、カンタキサンチンという色素と赤血球を含んでいるために鮮やかな赤色をし、脂肪と蛋白質を多く栄養価も非常に高い。その成分は哺乳類のミルクに類似しているという。
また興味深いことにオス鳥もまた「フラミンゴミルク」を作ることができ、ひなにミルクを与え育てます。ひなを育てている時期はミルクを与えるために親鳥の羽毛はうすいピンク色に変わってしまうのだそうです。
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