★ネコはなぜ新聞を広げると乗ってくるのか(・_・?)
2004年 12月 10日
ネコは新聞を広げると乗りにくることがよくある。それも新聞のわきの方ではなくて、読んでいるその記事の上に乗ってくる。
フォックス博士は著書の中に原稿用紙に向かおうとすると、その上にネコが乗って困る事があると書いている。博士はその行動を原稿用紙に向かおうとするエネルギーをネコが感じ取り、そのエネルギーの中へ入り込んで来るようだと。つまりは原稿用紙へ集中するエネルギーを自分が浴びるために、ネコは原稿用紙の上に乗りにくるというものだ。
D・モリス博士はネコとは、狩りをする本能の代用として、このような遊びを次々とあみだしていくものだという。また、新聞に限らず、虫が動く時のカサカサという音に似た音をたてる紙にはネコはジェレつくという。
また、博士はネコは甘えたい時に床に転がりながら、主人の気分をチャックするという。しかし、甘えたくても怒られるのはごめんと、常にチェックを怠らないそうだ。つまり、主人が床に新聞を広げた時は、ネコにとって甘えさせてくるかどうかを伺う、かなりレベルの高いチェックとなっているはずだと博士は主張する。
なぜなら、私たちが新聞を広げて読むときは必ず、精神的にも時間的にも余裕のある時なので、気ぜわしくしている時よりもひざに乗っても怒られないタイミングをみるのに簡単だからだそうだ。
ネコの行動を考えるためには、まず、人間の行動から考える必要があり、ネコの行動を考えていると、思わぬところで人間の行動の不可解をも発見すると言う。
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