★猫のヒゲは何の役に立ってるか?通説+3説読んでね!
2004年 12月 09日
猫のヒゲはレーダーの役目をする触毛だと言われ、毛根の先の部分に感覚神経が細かく分布し、ちょっと触れただけで反応する。しかし、レーダーというものの、感じるのは毛根であり、ヒゲではないのです。
(『キャット・ウォッチング』)
ネコのヒゲは普通の毛の3倍以上の太さがあり、毛の3倍の深さまで埋まっていて、接触したものや気圧の変化まで脳に送られると博士は言う。
また気圧の探知機として働いているというのがモリス説だ。物に近づくと空気の流れが乱れ、その変化をヒゲで感じ取っているので暗闇でも物があるかどうかわかるそうだ。
ヒゲに損傷のあるネコは昼間しか殺す事ができず、暗闇では噛みつかなければならない部位の判断を誤ってとどめを刺すことができないそうだ。
またネコのヒゲは捕らえたネズミの体を包んでおり、獲物がまだ生きていれば、ほんの少しでも動いても、その情報を伝え続けるようになっているという。
(『猫のきもちがわかる本』)
ネコやネズミが匂いをかぐ場合、ヒゲがせわしなく動いている。これはヒゲが匂いを運んでくる風の方向をすばやく感じとっているためで、ヒゲは風向探知機と嗅覚を連動させて匂いの元を探知している。これがフォックス説だ。
(『雨の日はネコはとことん眠い』)
ネコのヒゲは、口ヒゲと他の部分のヒゲでは機能が違うと加藤さんは言う。目の上のヒゲは馬・牛・キリンにもあり、さわるとまばたきを起こすので目の保護のためであり、口ヒゲは目が追えない部分をカバーし、ネズミを目の前にしたとき、口ひげで感じ取っているそうだ。また、ネズミを捕らえたネコの口ヒゲは、ちょうどネズミの輪郭をさわる長さになっていると著書で語っている。
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