★なぜ人は左耳に受話器をあてたがるのか?・・意外なわけ
2004年 12月 07日

電話をする時、大多数の人は左手で受話器をとって左耳に当てるという。
●右手でプッシュホンを押すため。
●右手をあけて、話しながらメモをとるため。
上記の利便性の他に意外な理由があることがわかった。
研究によると、いつも左耳に受話器を当て話をする人が反対の右耳に当てて話をすると違和感を感じるという。なぜなら、左右の耳では聞こえ方が違うからだ。それは聞こえてくる声の高低でなく、会話のニュアンスが違って聞こえてしまうからだ。
話し相手が明るい調子で話せば、明るい話題として受け取るし、暗い調子で話せば暗い話題として受け取る。大して面白くない話でも、相手がいかに面白いそうに話すと、笑えたりする。
それは左耳は右脳と結びついているからだ。右脳はイメージや空間を認知する能力を司る(つかさどる)中枢があり、また、情緒、情動にも関連しているといわれている。それで、左耳でメッセージを聞くと、声の調子、つまり情動によって判断が左右される度合いが強くなるので、相手の話し方次第で面白くない話も笑えるわけだ。
相手がいくら声の調子を変えても左右されず、内容そのものをストレートに受け取るので、相手が大して面白くない話をいくら面白そうに話しても、笑えない。それは右耳は左脳と結びついているからだ。
左脳は言語脳と言われていて、右耳から入ってきた情報を分析したり抽象的にとらえることができるため、相手の声の調子によって影響を受けることが少ないので、面白く語っても面白くないものは笑えないのだ。
●恋人との愛の語らい時
●友人と馬鹿話をする時
左耳で聞けば相手を思いやって話すことはできるが、感情移入し過ぎて冷静な判断がつきにくくなるので、仕事での話し合いには向かず、例えば、恋人と愛を語り合う時にむいている。そうすれば、より相手と感応しあって話もはずむ事だろう。
●商談者からの電話を受ける時
●別れ話を電話で切り出す時
●相手の浮気や心変わりを電話でキャッチしようとしている時
相手の話を冷静に分析して対応しなくてはならない時、商談などの場合や、相手の感情に惑わされることなく、別れ話を切り出す場合。そして相手の浮気や心変わりを察知するためにも右耳で聞こう。
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