★【【地震 備え】】:被災地で役に立った買いだめ品 ベスト5
2011年 08月 17日


被災地で
買いだめ役立ったのは
ミネラルウォーター、カップ麺
2011.8.17
女性セブン
2011年8月25日・9月1日号
本誌では、東日本大震災被災者のうち10代~60代の女性100名にアンケートを実施。被災時に役立ったものや避難所生活、仮設住宅についての考え方などについて聞いた。







食料や物資の配給に差があると感じた人が多く、「大きな避難所には物資が行き渡っていたが、小さいところは炊き出しもなかった」(40代・福島県)などの声があった。他に、「積極的な人やずるをした人が食料や物資を多くもらった」「大きな避難所のほうが優遇されている」という声も。

「希望が合うものを待つ」と答えた人は、「長期的に住むことになるから」や「できる前に申し込むのが心配」などの理由が目立ち、「いち早く申し込んだ」という人は、「プライベートを確保したかった」という声が圧倒的だった。何を優先するかで、意見は分かれるようだ。

避難生活これが必要!
「マスク」
「ゴーグル」
2011.2.3
bousai-map
防災グッズとして用意しておくものに、マスクは大変重要です。もしも災害時に、家屋が倒壊したりすると、壁が壊れて有害物質のアスベストやグラスウール、またロックウールの他に粉状になったコンクリートやホコリなどが空気中へ大量に舞ってしまう事になります。
また、工場地域や商店街などの、化学製品が多くある地域で火災がおこった場合、黒煙が上がって空気が著しく汚染されます。さらに、大災害が起こった場合、避難所には多くの住民が長期にわたって過密状態で生活を共にする事になります。
このような状況下では、空気が悪くなりやすく、衛生状態も非常に悪いので、風邪などの感染症が非常に流行しやすく、重症化しやすい危険があります。マスクは、このような家屋の倒壊による粉塵や、火災による煙、避難所での集団感染から身を守ることが出来ます。
災害などで、集団生活を強いられると、心身ともに疲労が増して、免疫力の低下を引き起こします。免疫力が低下した状態は、感染病にかかりやすくなりますし、症状が悪化しやすい為危険です。通常時には、ただの風邪であっても、薬などの物資が不足している場合は、肺炎に進行したりすると命の危険にかかわる可能性もあります。
ただ、マスクだけでは感染から身を守るには不十分で、細かい粒子やウイルスは、口や鼻以外の、目からも侵入することがあります。その為、マスクと一緒に「ゴーグル」も用意しておくとより、感染源や有害物質から身を守ることが出来ます。

支援物資調達に
被災者がお金を用意
しなくてはならない現実
2011.3.20
女性セブン
2011年3月31日・4月7日号
東北関東大震災によって8割もの世帯が水没した岩手県の陸前高田市。そこにある小学校の体育館には約200人の被災者が避難している。
同市では市役所も被災し、多くの市役所職員の消息がわからないままだ。そのため、消防団員たちが中心になって支援物資などの配給やほかの物資を希望する人たちへの調達を行っている。
この避難所ではおにぎりが朝昼晩ひとり1個にみそ汁、水や毛布が配給されるが、とても充分な量ではない。13日の午後、消防団員が、体育館にいる全員に向かって話を始めた。
「皆さん、聞いてください。今日は遠野まで行って、ガソリンや食料は買えるだけ買ってきました。ただし、消防団にはもう出せるお金がありません。こんなときにこんな話をするのはなんですが、欲しい物がある人は、お金を用意してください。ガソリンも食料も現金でしか売ってくれません。明日も車を出しますが、私たちは買いに行くことはできても、お金を用意することができません」
体育館にはため息がもれた。「慌てて飛び出したからね、なんにも持ってないよ」と落胆する60代の男性。銀行はカードや通帳がなくても預金をおろせるようにしているというが、「貯金してる郵便局も流された。だから、なんも見通しないです」
避難所ではこれが現実だった。

津波で流された大量の金庫
2011.4.12
rocketnews
東北地方太平洋沖地震から1カ月が過ぎ、被災地では余震や津波、そして放射能の恐怖の中でも懸命な復旧作業が行われているが、現在も東日本では大きな地震が続いており、作業がスムーズに進まない原因のひとつとなっている。しかし多発する地震以外にも、流された家屋などを片付ける人々にとっては悩みの種となっているものがあるようだ。
英メディアDaily Mailが伝えたところによると、被災地では個人や会社などの所有物である金庫が津波によって流され、所有者の割り出しに困難を極めているという。
岩手県大船渡市にある警察署には、瓦礫を撤去する過程で見つかった金庫が次々と届けられ、本来はパトカーなどを置いている車庫に保管しているそうだ。紛失物などを取り扱う会計課長によると、「初めは、届けられた金庫を署内に保管していたのですが、あまりにも数が多すぎて車庫に移すしかなかったのです」とのこと。署では、現在も続々と届けられる金庫の対応に追われており、100個は優に超えているとみられるが、保管している正確な数は把握できていないという。
金庫の持ち主を割り出すだけでも困難なのだが、それ以上に大変なのが現金の所有者特定だ。封筒やかばん、家具などに入った現金の束は、誰のものか確認することが非常に難しい。宮城県警察の会計課でも、日々発見される金庫や現金を保管しており、人々が普段自宅に大金を置いているという現実を実感しているようだ。
「銀行を信用していないわけではなくても、利息が低いという理由だけでなく手元にある便利さなどから『たんす預金』している人が多いようです。特に、お年寄りのなかにはATMの利用に慣れていない人も多くいます」と会計課のある職員は語っている。
日本銀行は2008年の報告で、発行されている1万円札の3分の1以上が実際には流通していないとしており、その額は約30兆円に上るとされている。政府の試算では、今回の地震と津波による被害額は最大で25兆円に達するとされているが、これに含まれているのは住宅や道路などのインフラへの直接的な損害だけであり、金庫やたんす預金の現金などは含まれていない。

金庫を開けることができ、さらに中にあるなんらかの書類の内容と一致する個人情報などで証明しなければならないとのこと。家屋をすべて失った被災者にとってはかなり難しい条件となるが、それでも金庫を取り戻せれば現金そのものの紛失よりはまだ良いようだ。
宮城県警察のある職員によると、「たとえ現金5万円を届けられた後、5万円を紛失したという人が現れたとしても、それを証明することはほぼ不可能なのです」とのこと。これまでに、津波により失われた貴重品で持ち主の元へ返されたのは10~15パーセントほどだそうだ。
現在、岩手県警察では金庫を開けて持ち主を特定するという方法を検討中。所有者が現れるのを待っているだけでなく、自発的に個人の財産を持ち主に戻す努力をしていくとのこと。
時間と手間のかかる作業となりそうだが、金庫の中身が何であれ家を失った被災者にとっては重要な財産であるはずなので、正確に特定作業が行われて1人でも多くの持ち主に戻されることを願う。
経済のためにも、いつ起こるかわからない災害のためにも、たんす預金をしている人は見直してみる必要があるかもしれない。

災害で
破損した紙幣は?
2011.125
bousai-map
災害時においても、金銭は物資交換の手段として必要になってきます。防災グッズで数日は生活が可能でも、数日経てば食料や日用品を購入していく必要があります。通帳や印鑑は、災害時には持ち出せるように準備しておく必要があります。

破損したお金では買い物をすることは出来ません。損傷したお金は、日本銀行の本支店において、お金の状態によっては引き替える事が可能です。

形が完全に崩れてしまわないように、状態を保存して持っていく必要があります。紙幣面積の2/3以上が残っていると、全額交換してもらう事ができます。 紙幣面積の2/5以上が破損してしまっている場合は、その金額の半分を受け取る事が可能です。

交換することが難しくなります。 硬貨の場合も模様の認識ができ、一定の重量を超えていれば引き替えてもらえる化の可能性があります。
貯金通帳やキャッシュカードも、身元確認出来れば破損したり紛失していても再発行が可能です。災害がおきた場合、自宅に大きな被害がなくても一時的に避難所などに避難する必要がある時があります。この時、災害の混乱を狙った窃盗などが起きる事が多く、資産明細表などを用意しておくと、自宅に戻った時に紛失したものに速やかに気付く事ができます。

最新のトリビア記事