★【【おすすめ本 】】:お金が貯まる方法
2011年 08月 12日
絶対やってはいけないこと
2011.8.11
sinkan
ないよりあった方がいいお金。世の中にはお金が貯まるための習慣や仕組み作りについての本がたくさん出回っていますが、お金を貯める際には、「やるべきこと」だけでなく「やってはいけないこと」も頭に入れておいた方がいいでしょう。
今回は『学校も会社も教えてくれないお金のこと』(中村芳子/著、徳間書店/刊)より、貯蓄をしたいなら絶対にやってはいけないことを紹介します。
副業、サイドビジネス
本業の合間に副業をして収入アップ、というのは貯蓄への近道のように思えますが、本業に専念して勉強を重ね、経験を積んでキャリアアップを目指す方が、長期的にはより多くのお金を稼ぐことができます。本業だけでは生活が厳しいのならともかく、貯蓄目当ての副業はあまりおすすめできません。
複数のクレジットカードを持つ
「クレジットカードは一枚に!」とはよく言われますが、なぜクレジットカードを複数持つことが行けないのでしょうか。
その理由はお金の管理がしにくくなること。それぞれのカードで締切日と支払日がバラバラになり、どのカードでいくら使ったかわからなくなってしまいます。
キャッシングも同様です。複数のカードを使ってお金を借りてしまうと、どこでいくら借りたかが分かりにくくなってしまいます。しかもクレジットカードのキャッシングは年利18%前後と高金利。返済日に銀行の残高が足りなくなり、別のカードで新たにキャッシングをして対応する、ということになってしまうと、そのままズルズルと多重債務に陥ってしまう可能性があります。
路上アンケートに答える
路上アンケートは曲者です。「アンケートにご協力ください」と声をかけて近づいては、立ち止まった人に対して言葉巧みに化粧品や英会話教材などを売りつけるというこの方法。
誰でも一度や二度は立ち止まって話を聞いてしまった経験があるのではないでしょうか。セールスを断るのが苦手な人は、路上アンケートに協力を頼まれても立ち止まらないのが吉。
きっぱりと断ったとしても、しつこい勧誘・セールスで思いのほか時間を取られてしまいますので“路上アンケートは貯蓄の敵”と心得えておいたほうがいいでしょう。
本書は若いうちから計画的かつ効率的に貯蓄をするためのノウハウを紹介しています。お金を貯める方法だけでなく、家賃が払えなくなった時の対処法や、生活費がなくなった時の対処法にも触れているので、まだ収入の多くない若いビジネスパーソンには得るものが大きいはずです。
2011.6.11
sinkan
「リストラ」「倒産」、さらには「病気で働けない」…。こうしたトラブルは、誰にでも起きうること。
『貯金ゼロ 借金200万円! ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』(ふじいまさこ/イラスト、小学館/刊)の著者でフィナンシャル・プランナーの花輪陽子さんは、このような“緊急事態”で収入を得られなくなっても、当面は生活していけるだけの「貯金額の目安」を200万円としています。
しかし、若い方々にとっては、この額を貯めるのは大変。収入もそう多くはありませんし、交際費などもかさみます。または、「ストレス解消方法は、ショッピング」という人も少なくないでしょう。
こうしたなかでお金を貯めていくには、習慣を変えるしかありません。今回は本書から、「お金を貯められる人」になるために身につけておくべき習慣を紹介します。
現金主義にする
カードで買い物をする習慣がある人は、現金で買い物をする人に比べて、消費が2割多いというデータがあります。カードだとその時は懐が痛まないため、ついつい買いすぎてしまうもの。カード払いをやめて現金で買い物をすることで無駄遣いは減ります。
財布の中身を整理する
いらなくなったレシートや明細書など、財布の中はお金以外のもので乱雑になりがち。自分がいくら持っていて、いくら使っているかを把握するのは貯金を始めるうえで大切です。不要レシートなどはマメに処分し、お札の向きは揃えるなど、財布の中は常に整頓しておきましょう。
ポイントカードを整理する
買い物をするとポイントが貯まるお店は多く、放っておくと財布の中がポイントカードだらけになってしまいます。なかには「ポイント○倍デー」などを設けているお店も多く、そういう日にはついついムダなものまで買ってしまいやすいものです。ポイントカードは選別して、不要なものは持たないようにしましょう。
クレジットカードは1枚に
基本的には「現金主義」でも、万が一のためにクレジットカードを持っておきたいという人は多いと思います。しかし、お金の管理をシンプルにするためには、1枚だけ持つようにしましょう。何枚も持っている人は、不要なものは解約することで、会費の節約にもつながります。
貯金は、軌道に乗るまでが大変ですが、「お金が貯まる習慣」を身に付ければ、ストレスなく貯金を続けることができます。先行き不安定な時代ですので、どんなことがあっても生きていけるような備えだけはしっかりとしておきたいものですね。
お金が貯まる人に
共通する習慣
2011.5.2
sinkan
かねてからの不景気に追い打ちをかけるように起きた地震。今や日本中が「何が起こってもおかしくない」という雰囲気を共有しているようでもあります。
そんな状況で頼りになるのは何といってもお金ですが、いざ貯金をしようと思ってもなかなか思うようには貯まらないものです。
効率的にお金を貯めていくためにはどうすればいいのでしょうか。今回は『お金が貯まる5つの習慣―節約・投資・教育・計算そして感謝』(平林亮子/著、幻冬舎/刊)より、お金を貯まりやすい習慣を紹介します。
自分へのご褒美を買わない
「忙しくて大変な時期を何とか乗り切ったから、自分へのご褒美として今日はぜいたくしよう」こういう気持ちは自然なものですが、それではお金は貯まりません。
そもそも「自分へのご褒美」が欲しくなることの根底には、日常のストレスがあります。日常がつまらないもの、つらいものであるからこそ、乗り切った時に開放的な気持ちになってしまうのです。
それならば日常を改善してストレスを軽くした方が、お金を貯めるという観点から見ると効率的だといえます。
安いものは買わない
安物買いの銭失い」という言葉があります。これは安いからといって安易に手を出すとすぐ壊れたり使えなくなったりして、結局は損をするという意味ですが、安くてもいいものが多く出回っている現代ですから、「モノを買う時に値段に振り回されてはいけません」という意味に受け取ればいいでしょう。
つまり、値段ではなく、自分にとって必要かどうか、本当に欲しいものかどうかで買うか買わないかを決めるべきなのです。値段はモノの価値の一面を表しているに過ぎないのだということはわかっておいた方がよさそうです。
引き出せない口座を持つ
お金を引き出すことのできない銀行口座を持つというのも、お金を貯めるために有効です。たとえばATM用のキャッシュカードを作らずにおけば、銀行の窓口に行かないとお金をおろせないことになり、節約には効果的。またはクレジットカードを限度額の低いものに変えるという方法もあります。
人間は気分に流されやすい生き物ですが、お金を引き出せないようにしておけば衝動買いはなくなりそうですね。
『お金が貯まる5つの習慣―節約・投資・教育・計算そして感謝』にはこの他にも、お金を貯めるために身につけておきたい習慣が数多く紹介されています。
いざとなったときに先立つものがないと不安なものです。また、お金がないことでせっかくめぐってきたチャンスを逃すことも考えられますので、今のうちから貯蓄はしっかりとしておいた方がよさそうです。
できない人に
見られる“悪い習慣”
2011.1.31
sinkan
転職サービス「DODA」が2010年8月に発表した「ビジネスパーソン5,000人の貯蓄額調査」によれば、前年と比較して貯蓄額が「増えた」が34%、「変わらない」が40%を占めており、貯蓄額が減ったという人は26%にとどまったそうです。
不況による年収額の低下が指摘されるなかで、ビジネスマンたちの貯蓄に対する意識は高まっているといえます。しかし、そうは言っても少ないお給料を日々の生活費や交際費などに使ってしまうと、貯蓄にまわすお金もなくなるというのが現実。どうすればお金を貯められるようになるのでしょうか。
かつて、自己破産寸前まで膨らんだ借金を徹底した節約によって完済したこともあるというマネー・カウンセラーの田口智隆さんは『お金が貯まらない人の悪い習慣39』(マガジンハウス/刊)において、お金がなかなか貯まらない人には以下のような習慣があると指摘します。
「いつかはお金持ちになりたい」と思っている
田口さんは「いつか」という言葉を強烈に批判します。それは「いつか」が永遠には訪れないからだというのです。確かに「いつか」という言葉をつけてしまうと、どうしても先延ばしにしてしまいがちですよね。そのままズルズルといって、いつの間にかやらないまま終わっていた……なんてこともあるのではないでしょうか。
そんなときは、「いつか」は使わず明確な〆切を設けて、「○ヶ月後までに○円を貯める」「○年後までに英会話を習得して留学する」といった具合に、夢に具体性を持たせましょう。さらにその貯めたお金で何をするのかまでイメージできれば、貯金が楽しくなります。
「2~3分の遅れは遅刻じゃない」と思っている
田口さんは「時間にルーズな人は、お金にもルーズ」だとはっきり言います。例えば2~3分の遅れを遅刻と思わずに繰り返している人がいたとします。もちろん1回の遅刻によるタイムロスは3分程度。しかしそれを100回繰り返すと300分です。時間にして5時間。その5時間にも有効な使い道があったはずですね。
こうした考え方は貯蓄にも有効です。120円の缶コーヒーも毎日買えば1ヶ月で3600円になります。お金が貯まる人は、必要でないものには1分だってムダにしようとしないと田口さんは指摘します。
ファストフードやジャンクフードをよく食べる
田口さんはかつて、急がしく、ゆっくりと食事ができなかったため、ファストフードやジャンクフードを毎日のように食べていたそうです。しかしあるとき、気付きます。「食べ物にこだわらない人は、お金にもこだわらない」ということに。
田口さんの転機は、父親の保険代理業を継いだときでした。年収が減り、ぜいたくが出来なくなったために自炊を始めました。そうすると、ファストフードを食べていた頃よりも安く、そして健康的な食事が出来るようになったそうです。清く正しくお金を貯めるために、自らの食生活を見直すというのも重要なのです。
もらったレシートは、すぐに捨ててしまう
貯金をするために重要なことは、自分が何にお金を使っているのかを把握すること。そのためにあるのが家計簿ですが、家計簿を毎日つけるのはなかなか難しい。
そんなときに田口さんがお勧めするのが、レシートをノートに貼りつけていくという方法です。レシートには日付も記載されているので改めてノートに書き込む必要もなく、ひたすら貼りつけていけばいいのです。そうすることで、自分が何にお金を使っているのか、そのだいたいが把握できます。
田口さんはレシートを、お金の流れを知る「生き証人」であると言います。もし家計簿をつけることに失敗したことがある人は是非参考にしてみてください。
本書の中で田口さんは39の悪い習慣を挙げていきますが、そのほとんどが生活スタイルやその人の考え方そのものに依拠するものであり、自らの生活を少しでも意識して正すことで、お金を貯めることができないサイクルから脱することができます。
望む未来がある、何か新しいことを始めたい、そんな風に思っても実現させる上で「お金」は重要です。お金がなかなか貯まらないという人は、自分の生活を少しずつ見直してみてはいかがでしょうか。
貯まらない人の特徴とは?
2010.11.4
sinkan
お金に好かれるひと、嫌われるひとには違いがあります。以下のチェック項目のうち、あなたはいくつ当てはまりますか?
□財布・通帳を見ると、いつの間にかお金がなくなっている。
□ 衝動買いをして、後悔する。
□ 会社が正当に評価してくれていないと思っている。
□ 人を見る目がない。
□ セミナーやスクールなどの資格修得、自分磨きに、お金も時間もそれなりにかけているわりに、振り返ると身についていない。
これらの項目は、お金に嫌われるひとの特徴です。3つ以上あてはまった方は、注意が必要かもしれません。では、どう改善すればよいのでしょうか。
その方法の一つが、「出ていくお金の見える化」をすることです。
まずは自分の1カ月のお金の流れを、シンプルな図にまとめて考えます。頭の中を整理整頓しやすくし、家計を見える化していくのです。
このように、本気でお金の悩みを解消し、稼ぎたい人が最初にすべきことは、節約や貯蓄・投資方法を学ぶことではなく、現状の数字を認識することです。この手順を踏むことによって、「毎月いくら貯めればお金の不安がなくなるか」がはっきりするからです。
『お金に好かれる人嫌われる人 稼ぐ貯める増やす』(和仁達也/著、講談社/刊)具体的な原因や理論を説明し、成功例まで具体例を交えてわかりやすく説明しています。
見えているようで見えていない「お金」「儲け」のカラクリを知ると、「自分の市場価値をあげるお金の使い方」「誰と結婚すべきか」「適正年収」「年収を1、5倍にする方法なども見えくるはずです。お金が全て、ではないですが、効率的に貯金できるようになりたいですね。
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