★【画像アリ】:「ペットボトル症候群」に要注意((死亡者も))
2011年 08月 12日

酷暑に増える
「ペットボトル症候群」
がぶ飲み注意
2011.8.11
hokkoku
8月に入り、30度を超える厳しい暑さが続く石川県内。節電対策で室内の冷房も弱いとなれば、ついつい手が伸びるのは冷たい清涼飲料水だ。
ただ、しょっちゅう口にすると、急激に血糖値が上がる「ペットボトル症候群」に陥る危険性がある。県内でも若年層を中心に発症が増えており、内科医は「暑いからといって、がぶ飲みは危険」と注意を呼び掛けている。
金沢有松病院の前川正知院長によると、ペットボトル症候群は医学的には「清涼飲料水ケトーシス」と呼ばれる。糖分の多い清涼飲料水を継続して大量に飲み続けていると、血糖値が上昇し、糖分の代謝を促すインスリンの働きが一時的に低下してしまう。
インスリンが欠乏すると、糖分をエネルギーとして使えなくなり、体は糖分の代わりに脂肪を分解する。その際に「ケトン体」と呼ばれる酸性物質が体内に蓄積し、吐き気や意識障害などを引き起こす仕組みだ。
患者の多くは10~30代の男性。県内でも発症が増えており、同病院では以前、ペットボトル入りのジュースを毎日3リットル近く飲み続けた男子学生(18)が、意識もうろうとなって運ばれたケースがあったという。
前川院長によると、一般的な清涼飲料水には糖分が容量の10%含まれ、1リットルの清涼飲料水をがぶ飲みすると、5グラムの角砂糖を20個かじっているのと同じ計算になる。
しかし、ジュースなどを飲んで血糖値が上がると、それを薄めようとさらに水分を欲してのどが渇き、甘い飲み物をまた飲むという悪循環が起こりやすい。前川院長は「ジュースやスポーツドリンクが悪いわけではない。大切なのは飲む量」と指摘し、誤った水分補給を警告している。

ペットボトル症候群
(tasukaru.)
喉の渇きをいやすために、ジュースや清涼飲料水をペットボトルで飲んでいませんか。自動販売機があちこちにあり、清涼飲料のペットボトルを持ち歩き、水代わりにがぶ飲みする若者が増えています。子供のころから糖分の多い清涼飲料水を習慣的に飲んでいるなどの生活習慣がこの現象を起こして居ます。
ペットボトル症候群という名称は、容器そのものではなく、ペットボトルの中味であるブドウ糖を中心とした糖質の摂り過ぎにより起こることからつけられた病名で、砂糖が大量に入ったジュース、スポーツドリンク、コーヒー等の甘い飲料水を継続して摂取することで高血糖に陥り、ひどくなると突然、昏睡状態におちいり、死に至ることもあります。
多量の糖分をとると、血液中のブドウ糖が増えて血糖値が上がる。
逆に低血糖状態になる。 → 体がだるくなったり、イライラしてくる。
血糖値を上げようとアドレナリンが分泌される
交感神経を刺激→興奮状態を起こし、ときに「キレて」爆発的な暴力行為を起こす。
糖尿病性ケトアシドーシスというのは、糖尿病の悪化した状態と考えてください。高血糖は昏睡を引き起こす危険だけでなく、色々と身体に悪影響を及ぼします。一般成人が1 日に摂取していい糖分量は50 グラムまでと言われてます。
ペットボトル1 本(500ml )ですでに50 グラムあります。夏の暑い日とかに2 本飲むともうそれで2 日分です。この他に食事からの糖分も加算されます。
特に暑い夏頃に、喉が渇いた時に、口あたりのよいジュース、コーラ、サイダー、スポーツドリンクなどをたくさん飲むと、飲んだ直後は口の渇きもなくなり、気持ちよいのですが、直ぐに血糖値が上昇します。血糖が上昇すると口が渇くため、さらに清涼飲料水をついがぶ飲みするという悪循環になります。
炭酸飲料、コーラ、果汁飲料、コーヒー飲料などの糖質濃度は約10%です。1.5リットルのペットボトル1 本で約150gの単純糖質を摂取することになります。体に良いと考えられているスポーツドリンクも例外ではありません。
これを1日2~3本、毎日飲み続ける若者も少なくありません。そのため本来は中高年の病気である糖尿病が若いうちに発症してしまうことに成ります。
もともと糖尿病の素因を持っていたり、軽度の糖尿病の人が糖質を多量に摂取していると血糖値が高くなり、ますます糖尿病を悪化します。
ペットボトル症候群になる患者さんは、10代から30代の若い人で肥満の人が多く、もともと軽い糖尿病の方が多いのですが、なかにはそれまで全く無症状のため自分が糖尿病とわからなかった人もいます。あるいは健診等で高血糖や尿糖を指摘されていたにも関わらず、放置している人にも起こりやすいです。
当時18 歳の男性が、自宅で意識もうろうとなり、救急車で病院に運び込まれました。ベッド上で、何とか医師の呼びかけに応じるものの何度も苦しそうにもがき昏睡状態でした。
体重125kg、血糖値は1040(標準値は100以下)で、糖尿病による意識障害と診断され、水分の点滴とインスリンの少量持続投与で血糖値は順調に改善しましたが、容体は回復せず呼吸不全のため12 時間後に死亡しました。
解剖の結果、肺動脈に血栓ができ、血流が完全に止まる肺梗塞(こうそく)を起こしていました。糖尿病では、血液が凝固しやすくなることがあり、高度の脱水状態が重なって起きたようです。
この男性は半年前から、糖尿病の前触れ症状と見られる激しいのどの渇きに襲われ、トイレの回数も増え、コーラやジュース類を1 日あたり3 ~4 リットルも飲んでいました。
緊急入院の数日前には、40 度の発熱があり、近所の医師の往診を受けていました。家族は、体格も大きく、大食漢だったため、清涼飲料水の取り過ぎには全く気付かなかった様です。その2年前の健康診断では、異常はなかったとの事でした。
全部のペットボトルが悪いと言うのではなく、お茶とかは大丈夫です。これからスポーツの秋を迎えます。まだ暑い日には特に汗をかくので水分補給が必要なのですが、水分補給する時もよく考えて、なるべくミネラルウオーターやお茶にするようにしてください。
1-清涼飲料水を冷やしすぎない。
2-水がわりに飲まない。
3-食前に飲まない。
4-冷蔵庫に常備しない。
5-コマーシャルに左右されない。
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