★ヒヨドリのさえずりには方言があり、DNAでも差異がある!
2004年 11月 15日

英名: Brown-eared Bulbul
大きさ: 27.5cm
分布: 全国、冬は北の個体の多くが南に移動
「ヒーヨ、ヒーヨ」と甲高い声でさえずる。このさえずりから「ヒヨドリ」と呼ばれるようになったという。雑食性の鳥で、昆虫も捕食しますが、特に果物や花の蜜、野菜、またピラカンサやツルウメモドキなどの赤い実も好んで食べます。

「ピンク ピーユ」・・・・・・・京都東山高台寺
「ピー ツンカ ツンカ」・・・・・・・・・紀伊白浜
「ピー ウィー ウィー」・・・・・・・紀伊瀞八丁
「ピエロン キョッキョ」・・・・・・・岐阜金華山
「ピンユ エイヨ」・・・・・・・・・・・・・・・甲斐御嶽
「ピーヨー ピーヨン」・・・・・・札幌円山公園
「ピー ツルン ツルン」・・・・・・播磨瑠璃寺
「プシー プシー」・・・・・・・・・・・・・・奄美大島
(『鳥の歌の科学』より)
同種のヒヨドリであっても上記のように、さえずり方はかなり異なる。このことは遺伝子レベルでもその差異が認められています。
C・K・キャッチボール氏は「限られた地域に住む同種の鳥のさえずりは親から子へと種の文化伝承として伝えられているという。
また、最も適応する雌を誘引するためであり、それぞれの環境にうまく適応できるカップルをつくるために重要な役目を果たしているそうだ。
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